2018年10月23日

メーテル・サガン、白星発進!!

残り5試合で監督交替に踏み切ったサガン鳥栖。
トップチームの指揮は初めてとなる『メーテル』こと、『金明輝』監督の手腕に注目が集まります。

立ち上がりこそ主導権を取られて有効な攻撃が出来ないままでしたが、徐々に攻め込む回数が増えてきます。
大きく変わったのがボールをサイドで人数と時間を掛けて捏ね回す悪癖が減ったこと。
相変わらずに『小野』と『金崎』は同時に起用しているんですけどね。意識の問題・・・だったのでしょうか?
加えて、後列を『吉田』に替えて『三丸』にした事でシンプルにクロスを狙うようになったと思います。

後半38分にCKのこぼれ球を『ヨシキ』が綺麗に合わせたファインゴールで先制。
その直後にサイドチェンジを受けた『小野』のクロスに『トーレス』が頭で合わせて追加点。
このシーンではペナルティエリア内にターゲット3人が待ち構えて or 飛び込んでいました。

2点差をつけるもののPKとキッカーを褒めるしかないFKで同点に追いつかれます。
PKは足が掛かっていないように見えますし、今季は怪しげなPK判定に泣かされてますね。
『リャン・ヨンギ』といえばJ2時代から泣かされてきた存在。力は落ちてきているとはいえ、精度の高いキックはやはり脅威です。

その後、互角の展開が続きますが、『オマリ』の加入後初ゴールで勝ち越し。
どうしても点が欲しい時に切れる『安在』というジョーカーがあるのは心強いですね。自ら得たFKでアシストを記録。
殊勲のゴールを決めた『オマリ』については、良かったと同時に手癖の悪さがヒヤヒヤもので、少し自重してもらいたいですね(汗)

どの選手も良かったのですが、ゴールこそ無くても『金崎』も相当良かったように思います。
『金崎』が前線で身体を張って前まで運んでくれるから相手DFが引っ張られ押し上げが効きます。

何かが大きく変わった印象はないのですが、就任から時間が無かった事ですし、
前任が残した部分を尊重しつつ試合に臨んだように思います。
苦手のアウェー、勝つしかない切羽詰まった状況の中で、ひとつ結果を出した事は自信に繋がるように思います。


  
Posted by QED at 23:27Comments(0)サガン鳥栖

2018年10月14日

せめて最後ぐらいは潔くあって欲しかった『マッシモ』監督

スタメンを確認した瞬間、『変えるところ、そこじゃねーよ!! アホ監督(怒)』とツッコんだ湘南戦。
残留を争う相手に痛恨の敗戦となり、とうとう自動降格圏に転落しました。

前半の半ばまでは圧倒的に鳥栖ペース。先制も時間の問題かと思わせますが、時間が進むにつれて湘南に移っていきます。
走力を活かした湘南のプレスに、逆足やサイド無駄に捏ねて攻撃のスムーズさを欠く弱点を突かれていたように思います。
決め手を欠き、どちらかと言えば主導権が湘南側に移りつつあった後半17分
スローインからのリスタート、一瞬の緩んだ空気に左サイドを切り裂かれ、DFに当たってシュートのコースが変わる不運も重なって失点。

追う展開となり『マッシモ』監督も交代策を取りますが、その意図が全然理解できないもの。
ボールを前に運べていないのに『ドンゴン』→『豊田』の交替。
『原川』を下げたのに『安在』を投入していないからセットプレーのキッカー不在。
なのに、ヘディングに強い『小野』に精度の無いボールを蹴らせる。
終盤にパワープレーで攻めるも投入したのは『トーレス』ではなく『田川』。
もう何もかもアベコベな采配。なのに鳥栖ベンチでは上手くいかない攻めに首をかしげる監督がいました。
そして覇気の感じられない顔には降格に導く死相が出ていました。

この敗戦を持って更迭されユースを指導していた『金明輝』監督に指揮権が移る事になりました。
正直に言えば遅すぎると思います。本来ならばW杯中断前に、今季前半の7連敗時に、
もっと言えば昨季限りで契約を終えるべきでした。それぐらい昨季終盤のサッカーにも魅力が乏しいものでしたから。

遅すぎるとは思いますが、ギリギリまでチャンスを与えていた・・・とも思います。
しかし、『マッシモ』氏(←監督では無くなったので)の処遇をめぐってスムーズさを欠いている様子。
違約金?プライド? 違約金は当然払うべきものだと思いますが、
戦力もチャンスも十分に与えた末のこの結果を自身が振り返ってみて、もし銭闘状態ならば見苦しいのひと言。
いつもこの人物の台詞は、運が無い、審判が悪い、この期に及んでは選手が、フロントが・・・なのでしょうかね?

就任する事になった『金明輝』監督にはユースでの実績から非常に期待しており、いつかトップの監督を・・・と願っていました。
ですが、このような不本意な形では無く、せめて十分な時間を与えたかったのですが、このような状況になっては仕方無いでしょう。
区分すればモチベーター型でしょうか?選手としては鳥栖での出場経験はありませんが、
非常に人に慕われる人柄だと聞き及んでいます。停滞した雰囲気を変えるを変えるには最適な人物でしょう。
すでに失われたと思っていた、最後まで諦めないかつての鳥栖らしさを呼び起こして欲しいと思います。  
Posted by QED at 16:26Comments(0)サガン鳥栖

2018年10月02日

権田のおかげと監督のせいで・・・

なんやかんやの事情がありまして、少々更新できない時期が続いていましたが、
サガン鳥栖は試合結果だけでなく、それを取り巻く状況についてもネガティブな話題を振りまいていますね。
Cygamesと竹原社長の関係性について、ネタ元がスポーツ報知。
飛ばし記事も多く憶測の部分が多すぎて感想を書こうにも難しいところ。
個人的な社長支持の理由が営業能力を惜しんでの事だっただけに、
そのキャラクターがスポンサー離れを招くのならば積極支持する理由も無い訳で・・・。
まぁ、シーズン終了か、もう少し明らかになれば何か書くだろうとは思いますが、どう書いても批判的な内容になるのは間違いないでしょうね。

さて、柏、札幌と続いた試合ですが、簡単に書くのならば、『権田』の凄みと『マッシモ』監督の無能さが顕著になっただけのように思います。

『権田』は言わずもがな。柏戦の2連続シュートストップ、札幌戦のPKストップと、
『オマリ』と『高橋祐』の安定感に綻びが生じてきたのをギリギリで喰い止めていました。
自身が引き寄せた代表選出に、益々気合が漲っているように感じます。
2戦して勝ち点0だったのを何とか1ポイント手に出来ましたが、これが最終的な結果となって報われるのを願わずにはいられません。

サッカーの戦術は極論すれば、ポゼッション、もしくはカウンターの二通り。
監督の好みやクラブカラーに寄りますが、ペトロビッチ監督や風間監督など攻撃の構築が上手ければポゼッション、
逆に守備重視ならばカウンターになると思います。

鳥栖は走力を活かしたショートカウンター型。
前線からのプレスで相手に自由を与えず、ボールを奪っては素早い攻守の切り替えで前線に素早くボールを送り込むスタイル。
少し前までは資金力に乏しく、技術のある選手の獲得が難しいが故に生まれたチームカラーですが、
華は無くとも一生懸命さが伝わるサッカーだと誇っていいものでした。

『マッシモ』監督は守備を重視するくせに、ボールを保持したがる『小野』と『金崎』を併用し、『安在』や『吉田』を逆足で起用したがります。
シュートまで最短で持ち込むカウンターこそが最適解で、守備重視かつチームカラーに合うはずなのに、
左サイド偏重の上に、持ち替えで無駄に手数を掛けるため、ゴール前を固められては跳ね返される迫力の無い攻撃。
これまでもキツい言葉で監督を批判してきましたが、取り消すつもりはありません。
高年俸+3年間の集大成がこの程度なのか? いつまで間違いに気付かずに繰り返すのか?

柏戦でスタメンをいじってきましたが、『安在』をスタメン起用するも逆サイド、
繰り返す『金崎』と『小野』の併用、『三丸』の起用でスムーズになってきたのに、戻ってきた『吉田』を左SBでいきなりスタメン起用。
スタメンを見て監督の無能さを確信し、左サイドで『小野』と『吉田』がノッキングを起こす様を見ては絶望が深まっていきました。

アディショナルタイムのPKは明らかな誤審。ですが、監督はあれが無ければ勝ったとでもほざくつもりですかね?
みんな気付いているんじゃないでしょうか、勝てないのは監督のせいだと。  
Posted by QED at 17:05Comments(0)サガン鳥栖