2023年08月30日
【#サガン鳥栖】(2023 第24節 A G大阪)連勝できない理由が凝縮されたような試合
内容が良くないにも関わらず、転がり込んだ先制点を守り抜き、耐え忍んで迎えたアディショナルタイム。残り数秒からのあっけない同点劇・・・。
ベテランにも関わらず適切な判断が出来なかった(キープせずに相手に当ててのボールデッドを狙った)『森谷』を責めるのは簡単ですが、
それよりも一向に試合の締め方を構築できない『川井』監督を責めるべきでしょうか・・・。連勝できない理由が凝縮されたかのような試合でした。
降格圏を彷徨っていた時期から一転、調子を上げてきたG大阪の攻撃陣を相手に『パギ』が八面六臂の大活躍。本当に報われて欲しかった(哀)
誰しも『田代』がいれば、と思ったかもしれません(苦笑)というより、一人もDFをベンチにいれないのは、それだけメンバーの信用が足りてないのか?
かと言って、攻撃重視のメンバーチョイスかと言えばそうでも無く、相変わらず前半に得点が取れませんね。
上位入りも残留争いも無縁のまま、目標が見つけにくいシーズンとなりましたが、せめてトップハーフ入りで賞金獲得を目指して欲しくはあります。
あるいは起用機会の少ない『河波』、『大里』、『坂井』など若手を起用して底上げを図るとか。
今のメンバーが文句なく結果を出しているかと言えばそうでもなく、代わり映えのしないメンバーの入れ替えばかりですしね(苦笑)
そんな中で『楢原』の活躍が数少ない明るい話題で、チームに良い影響を与える刺激が欲しいですね。
新たに『兒玉』がポルトガル3部へ移籍する事になり、OUTの話ばかりだし・・・。
ベテランにも関わらず適切な判断が出来なかった(キープせずに相手に当ててのボールデッドを狙った)『森谷』を責めるのは簡単ですが、
それよりも一向に試合の締め方を構築できない『川井』監督を責めるべきでしょうか・・・。連勝できない理由が凝縮されたかのような試合でした。
降格圏を彷徨っていた時期から一転、調子を上げてきたG大阪の攻撃陣を相手に『パギ』が八面六臂の大活躍。本当に報われて欲しかった(哀)
誰しも『田代』がいれば、と思ったかもしれません(苦笑)というより、一人もDFをベンチにいれないのは、それだけメンバーの信用が足りてないのか?
かと言って、攻撃重視のメンバーチョイスかと言えばそうでも無く、相変わらず前半に得点が取れませんね。
上位入りも残留争いも無縁のまま、目標が見つけにくいシーズンとなりましたが、せめてトップハーフ入りで賞金獲得を目指して欲しくはあります。
あるいは起用機会の少ない『河波』、『大里』、『坂井』など若手を起用して底上げを図るとか。
今のメンバーが文句なく結果を出しているかと言えばそうでもなく、代わり映えのしないメンバーの入れ替えばかりですしね(苦笑)
そんな中で『楢原』の活躍が数少ない明るい話題で、チームに良い影響を与える刺激が欲しいですね。
新たに『兒玉』がポルトガル3部へ移籍する事になり、OUTの話ばかりだし・・・。
2023年08月21日
【#サガン鳥栖】(2023 第23節 A 鹿島)『楢原』の鮮やかなゴラッソ!! もっと若手を抜擢して欲しい
元所属した『樋口』に恩返し弾を決められ、同点に追いつくもののPKで勝ち越しを許し、鹿島相手に1-2の敗戦・・・。
PKを与えたのがFWの『富樫』。守備意識が高いのは良い事ですが、頑張りすぎたか。
決して悪いサッカーではないし、チャンスを作れてはいるけれども、勝ち切るだけの力の無さを感じますね。
敗戦の中でも、明るい話題というと初ゴールを決めた『楢原』。鮮やかなカットインシュートを右隅に突き刺しました。
前節は『原田』、今節は『菊地』とSBに欠員が出て、巡ってきたチャンスをモノにしました。イケメンだし、女性ファンが増えるかな(笑)
とにかく前半のうちに点が取れないのが問題ですね。前半の得点というと7月1日の浦和戦まで遡ります。
左サイドで起用されている『岩崎』が未だノーゴール。得点力に課題がある選手ですが、今季は昨年のようなサイドでの迫力を感じません。
『岩崎』から『横山』へのスイッチが定番となっていますが、逆にした方がいいのでは?あるいは別の選手を起用するとか。
期待しているのはズバリ『河波』。故障からどのくらい復調しているかは不明ですが、レフティでスピードある選手。
左サイドを切り裂いてくれるものと期待しています。
補強も無く、上がり目を感じないまま、勝利無しが続いていて、とにかく明るい話題が欲しいところ。
『楢原』の台頭のような若手の抜擢、あるいは選手を入れ替えてもいいし、刺激策をとって欲しいと思います。
今の鳥栖は、ただ漫然と負けを積み重ねている・・・そんな風に見えてしまって・・・。
PKを与えたのがFWの『富樫』。守備意識が高いのは良い事ですが、頑張りすぎたか。
決して悪いサッカーではないし、チャンスを作れてはいるけれども、勝ち切るだけの力の無さを感じますね。
敗戦の中でも、明るい話題というと初ゴールを決めた『楢原』。鮮やかなカットインシュートを右隅に突き刺しました。
前節は『原田』、今節は『菊地』とSBに欠員が出て、巡ってきたチャンスをモノにしました。イケメンだし、女性ファンが増えるかな(笑)
とにかく前半のうちに点が取れないのが問題ですね。前半の得点というと7月1日の浦和戦まで遡ります。
左サイドで起用されている『岩崎』が未だノーゴール。得点力に課題がある選手ですが、今季は昨年のようなサイドでの迫力を感じません。
『岩崎』から『横山』へのスイッチが定番となっていますが、逆にした方がいいのでは?あるいは別の選手を起用するとか。
期待しているのはズバリ『河波』。故障からどのくらい復調しているかは不明ですが、レフティでスピードある選手。
左サイドを切り裂いてくれるものと期待しています。
補強も無く、上がり目を感じないまま、勝利無しが続いていて、とにかく明るい話題が欲しいところ。
『楢原』の台頭のような若手の抜擢、あるいは選手を入れ替えてもいいし、刺激策をとって欲しいと思います。
今の鳥栖は、ただ漫然と負けを積み重ねている・・・そんな風に見えてしまって・・・。
2023年08月15日
【#サガン鳥栖】補強が無いのは仕方無い?
もう少しで夏の移籍ウインドウが閉まります。(18日まで) しかし、流出はあれども獲得は無し。
過去の夏の移籍市場で獲得した選手は確実に戦力になる選手が多かったので、期待していたのですが・・・。
いろいろな理由が考えられますが、理由は財務内容かと推測しています。
2023年4月発表では黒字化は達成したものの、未だ2億8,000万円の債務超過の状況です。
2024年末時点で債務超過が解消されなければならないので、今季を含めて2年間しかありません。
既に2023年シーズンは半場まで来ており、残り1年半。今後、移籍金が発生するタイミングは、2023夏、2023‐2024オフ、2024夏の3回。
夏の移籍市場で移籍金が発生しているであろう選手は、『田代』、『松本』、『二田』。
『中野』を買い取りオプション付きレンタルとしたのは、海外からのオファーがあれば検討する余地を残すためかもしれません。
特に多くの移籍案件が発生する2023-2024年オフこそ、売れる選手ならば売ってしまい、一気の解消を目指さなければならず、
争奪戦の末に獲得した『河原』や『横山』さえ手放さざるを得ないような・・・2021-2022を超える厳しいオフシーズンになるかもしれません。
大口のスポンサー収入でもあれば別ですが・・・。(と言いつつ、Cygames社をチラッと見る)
しかし、『竹原』元社長の無謀な経営で2018年に5.8億円、2019年に20億円の巨額赤字を計上した事を考えれば、
よくぞここまで圧縮したものと思います。新型コロナウイルスの感染拡大による特例が救いとなったのも、運命のイタズラというものでしょうか。
戦力強化と財務改善の綱渡りのようなバランスを取りながら、J1に残り続けているのは真に奇跡ですね。
現在は勝ち点30で11位という順位。残留ラインが36付近で、2023年は降格枠が1つなので、まず大丈夫でしょうが、
明らかに調子は下降線を辿っており、補強も無い状況では上積みが望みにくいですね。
賞金対象の9位でも5,000万円という結構な傾斜配分ですので、是非狙って欲しくはあるのですが・・・。
活躍しても短期間で移籍する選手、なかなか伸びないユースや大卒選手、当たりを引けない外国籍選手・・・
カップ戦も天皇杯も既に敗退してますが、これらの欠点を改善しないと難しいのかもしれませんね。それに高齢化傾向にあるもの心配です。
ちなみに2023年の年俸ランキングは18位が鳥栖の5.8億円に対して、17位新潟と16位福岡の差が殆ど無くて7.1億円。
それを考えれば十分な健闘と言えようにも思います。現状に不満を抱えつつも、仕方ない面もあるのでは・・・と
『パンゾー』SDを擁護する気持ちで書いていますが、果たして・・・。
過去の夏の移籍市場で獲得した選手は確実に戦力になる選手が多かったので、期待していたのですが・・・。
いろいろな理由が考えられますが、理由は財務内容かと推測しています。
2023年4月発表では黒字化は達成したものの、未だ2億8,000万円の債務超過の状況です。
2024年末時点で債務超過が解消されなければならないので、今季を含めて2年間しかありません。
既に2023年シーズンは半場まで来ており、残り1年半。今後、移籍金が発生するタイミングは、2023夏、2023‐2024オフ、2024夏の3回。
夏の移籍市場で移籍金が発生しているであろう選手は、『田代』、『松本』、『二田』。
『中野』を買い取りオプション付きレンタルとしたのは、海外からのオファーがあれば検討する余地を残すためかもしれません。
特に多くの移籍案件が発生する2023-2024年オフこそ、売れる選手ならば売ってしまい、一気の解消を目指さなければならず、
争奪戦の末に獲得した『河原』や『横山』さえ手放さざるを得ないような・・・2021-2022を超える厳しいオフシーズンになるかもしれません。
大口のスポンサー収入でもあれば別ですが・・・。(と言いつつ、Cygames社をチラッと見る)
しかし、『竹原』元社長の無謀な経営で2018年に5.8億円、2019年に20億円の巨額赤字を計上した事を考えれば、
よくぞここまで圧縮したものと思います。新型コロナウイルスの感染拡大による特例が救いとなったのも、運命のイタズラというものでしょうか。
戦力強化と財務改善の綱渡りのようなバランスを取りながら、J1に残り続けているのは真に奇跡ですね。
現在は勝ち点30で11位という順位。残留ラインが36付近で、2023年は降格枠が1つなので、まず大丈夫でしょうが、
明らかに調子は下降線を辿っており、補強も無い状況では上積みが望みにくいですね。
賞金対象の9位でも5,000万円という結構な傾斜配分ですので、是非狙って欲しくはあるのですが・・・。
活躍しても短期間で移籍する選手、なかなか伸びないユースや大卒選手、当たりを引けない外国籍選手・・・
カップ戦も天皇杯も既に敗退してますが、これらの欠点を改善しないと難しいのかもしれませんね。それに高齢化傾向にあるもの心配です。
ちなみに2023年の年俸ランキングは18位が鳥栖の5.8億円に対して、17位新潟と16位福岡の差が殆ど無くて7.1億円。
それを考えれば十分な健闘と言えようにも思います。現状に不満を抱えつつも、仕方ない面もあるのでは・・・と
『パンゾー』SDを擁護する気持ちで書いていますが、果たして・・・。
2023年08月12日
【#サガン鳥栖】(2023 第22節 A 札幌)最後の最後まで『河原』の頑張りが目立った試合
前節の負傷の影響で『原田』と理由不明で『小野』が欠場した状態で臨んだ札幌戦は1-1のドロー。
連敗こそ止まりましたが、相手の精度不足に助けられだけの、褒めるべきところが少ない、実にツマラナイ試合内容でした。
交替で投入された選手達が殆ど機能しなかったのが何とも・・・。
まず、『河田』。『富樫』の代わりに入ったのに全く収まりません。もう少しDFと競ってくれる選手だと思っていましたが・・・。
『福田』もSB投入後にボランチに回されましたが、話にならないくらいのロストの多さ。『西川』もアシストはありますが、プレーの軽さは変わらず。
後半に『横山』が単騎突撃で切り開こうとした際に、何で周りがフォローに行かなかったのか、半端ないガッカリ感がありました。
見所は何と言っても、頑張りすぎるくらい頑張っている『河原』の存在。果敢に攻め上がり、簡単に倒れずに粘りきったゴールシーンは感動もの。
熊本時代ほどの数字は表れていませんが、攻守に運動量は圧倒的で欠かせない存在。好不調の波が少なく、クリーンで怪我に強い無事是名馬。
他には『楢原』がスタメン入り。ミスもありましたが、スピードがあるので守備で取り戻すシーンもあり、悪くはなかったと思います。
『菊地』も『ルーカス・フェルナンデス』を相手によく抑えてましたが、何故か前半で交替。これが裏目に出た感があります。
補強も戦力の台頭も無く、行き詰っている感があります。そろそろ夏の移籍市場が閉まりますが、果たして獲得はあるのでしょうか?
ただ、最優先すべきは黒字化+債務解消なんですよね。『二田』と『田代』と『松本』の放出で、幾らかの移籍金をゲット。
『中野』を買い取りオプション月の期限付き移籍としたので、海外からのオファーがあれば応じる余地を残していると思います。
上を目指すには補強が必要でしょうが、降格枠が1の今シーズンは我慢するのも一つの手かもしれません。
ただ・・・その辺も含めて『パンゾー』SDには何らか発信して貰いたいところではありますが・・・。
連敗こそ止まりましたが、相手の精度不足に助けられだけの、褒めるべきところが少ない、実にツマラナイ試合内容でした。
交替で投入された選手達が殆ど機能しなかったのが何とも・・・。
まず、『河田』。『富樫』の代わりに入ったのに全く収まりません。もう少しDFと競ってくれる選手だと思っていましたが・・・。
『福田』もSB投入後にボランチに回されましたが、話にならないくらいのロストの多さ。『西川』もアシストはありますが、プレーの軽さは変わらず。
後半に『横山』が単騎突撃で切り開こうとした際に、何で周りがフォローに行かなかったのか、半端ないガッカリ感がありました。
見所は何と言っても、頑張りすぎるくらい頑張っている『河原』の存在。果敢に攻め上がり、簡単に倒れずに粘りきったゴールシーンは感動もの。
熊本時代ほどの数字は表れていませんが、攻守に運動量は圧倒的で欠かせない存在。好不調の波が少なく、クリーンで怪我に強い無事是名馬。
他には『楢原』がスタメン入り。ミスもありましたが、スピードがあるので守備で取り戻すシーンもあり、悪くはなかったと思います。
『菊地』も『ルーカス・フェルナンデス』を相手によく抑えてましたが、何故か前半で交替。これが裏目に出た感があります。
補強も戦力の台頭も無く、行き詰っている感があります。そろそろ夏の移籍市場が閉まりますが、果たして獲得はあるのでしょうか?
ただ、最優先すべきは黒字化+債務解消なんですよね。『二田』と『田代』と『松本』の放出で、幾らかの移籍金をゲット。
『中野』を買い取りオプション月の期限付き移籍としたので、海外からのオファーがあれば応じる余地を残していると思います。
上を目指すには補強が必要でしょうが、降格枠が1の今シーズンは我慢するのも一つの手かもしれません。
ただ・・・その辺も含めて『パンゾー』SDには何らか発信して貰いたいところではありますが・・・。
2023年08月10日
【#サガン鳥栖】(2023 第21節 H 福岡)あまりに無策だった敗戦・・・。ただ、インパクトは残した『横山』
絶対に負けてはならない福岡を相手にホームで0-1の敗戦となりました。
前半はメンバーはパスこそ回せてもシュートまで中々至らず、ビッグチャンスからのカウンターで失点。しかも、決めたのが『金森』という屈辱付き。
パスはゴールに至るまでの手段でしかないのですが、パスを回す、綺麗に崩すのを優先しているかのような攻めに終始。
バイタルエリアでは、もっと強引にドリブルを仕掛けていいと思うのですね。見当違いのパスがタッチラインを割るたびに、『本田』がいれば、と何度思った事か。
後半になって『富樫』と『横山』が投入された事で、余計な手数が減ってチャンスを作れるようになりました。
特に『横山』は強引にドリブルを仕掛けようとするだけで脅威を与えていたと思います。オフサイドでしたが、幻のゴールは実に惜しかった。
この試合、代表の『森保』監督が視察に来ていて、『岩崎』に注目していたようですが、『横山』の方に可能性を感じたのではないでしょうか?
神戸、福岡とカウンター型のチームに連敗しています。
リスクがあっても高いラインを敷いてボールを保持するスタイルだけに、完結しない攻撃は相手の思うつぼ。
が、相当の準備期間があり、日程的にも有利な中で、神戸戦と同じスタイルで臨んだ『川井』監督の備えが無策だったような気がしてなりません。
しかし、選手層としてもここまでが限界とも。『田代』については以前語りましたが、流出の話ばかり相次いでいます。
『平瀬』は既に『松本』がいる山口に移籍しましたが、その『松本』が町田に移籍。
山口への人的補償と『平瀬』の育成を兼ねて、また、町田からの移籍金を獲得すると考えれば良い話でしょう。
『松本』は山口で連続クリーンシートに貢献して成長を感じていただけに、惜しい気もしますが・・・。
そして、『中野』までG大阪に期限付き移籍。買い取りオプション付き、とも言われていますが、鳥栖との対戦時に出場不可の文言もありません。
これはシーズンオフに完全移籍する前提での話でしょうか?鳥栖の至宝とまで言われましたが、こんな形で手放すのが残念でなりません。
伸び悩んだのは事実。しかし、代わりに抜擢されているのが『菊地』で、相当なミスに目を瞑っているように思います。
ならば我慢して起用できなかったものか。『坂本』に対しても同じ思いを持っています。
結果が出せる選手を使う、『川井』監督が間違っているとは思いません。ただ、カップ戦や天皇杯を見る限り底上げが進んでいないな、と・・・。
ユースや大卒を獲得しても育たない、育てられない傾向があり、果たして選手が悪いのか、クラブが悪いのか?
チームの雰囲気が悪いとは伝わっておらず信じるしかないのですが、どこかで歯止めを掛けないといけない傾向だとは思います。
前半はメンバーはパスこそ回せてもシュートまで中々至らず、ビッグチャンスからのカウンターで失点。しかも、決めたのが『金森』という屈辱付き。
パスはゴールに至るまでの手段でしかないのですが、パスを回す、綺麗に崩すのを優先しているかのような攻めに終始。
バイタルエリアでは、もっと強引にドリブルを仕掛けていいと思うのですね。見当違いのパスがタッチラインを割るたびに、『本田』がいれば、と何度思った事か。
後半になって『富樫』と『横山』が投入された事で、余計な手数が減ってチャンスを作れるようになりました。
特に『横山』は強引にドリブルを仕掛けようとするだけで脅威を与えていたと思います。オフサイドでしたが、幻のゴールは実に惜しかった。
この試合、代表の『森保』監督が視察に来ていて、『岩崎』に注目していたようですが、『横山』の方に可能性を感じたのではないでしょうか?
神戸、福岡とカウンター型のチームに連敗しています。
リスクがあっても高いラインを敷いてボールを保持するスタイルだけに、完結しない攻撃は相手の思うつぼ。
が、相当の準備期間があり、日程的にも有利な中で、神戸戦と同じスタイルで臨んだ『川井』監督の備えが無策だったような気がしてなりません。
しかし、選手層としてもここまでが限界とも。『田代』については以前語りましたが、流出の話ばかり相次いでいます。
『平瀬』は既に『松本』がいる山口に移籍しましたが、その『松本』が町田に移籍。
山口への人的補償と『平瀬』の育成を兼ねて、また、町田からの移籍金を獲得すると考えれば良い話でしょう。
『松本』は山口で連続クリーンシートに貢献して成長を感じていただけに、惜しい気もしますが・・・。
そして、『中野』までG大阪に期限付き移籍。買い取りオプション付き、とも言われていますが、鳥栖との対戦時に出場不可の文言もありません。
これはシーズンオフに完全移籍する前提での話でしょうか?鳥栖の至宝とまで言われましたが、こんな形で手放すのが残念でなりません。
伸び悩んだのは事実。しかし、代わりに抜擢されているのが『菊地』で、相当なミスに目を瞑っているように思います。
ならば我慢して起用できなかったものか。『坂本』に対しても同じ思いを持っています。
結果が出せる選手を使う、『川井』監督が間違っているとは思いません。ただ、カップ戦や天皇杯を見る限り底上げが進んでいないな、と・・・。
ユースや大卒を獲得しても育たない、育てられない傾向があり、果たして選手が悪いのか、クラブが悪いのか?
チームの雰囲気が悪いとは伝わっておらず信じるしかないのですが、どこかで歯止めを掛けないといけない傾向だとは思います。