2022年12月31日
【#サガン鳥栖】 『松岡』には後悔の無い選択をして欲しい
サガン鳥栖のストーブリーグの顔ぶれを見ると、パリ五輪の対象となる選手が多いな~、という印象。
DFは『中野』、『平瀬』、『大里』、『竹内』、『坂本』、MFは『本田』、『樺島』、『楢原』、『坂井』、FWは『西川』、『横山』。
1年半後のパリ五輪のため、2023年シーズンが本当に大事となります。
今の鳥栖の顔ぶれを見ると、絶対的と言えるのはGK『パギ』ぐらい。
スタート時点では横並びの競争という状況であり、アピールのため良いクラブ選択をしたと思います。
『中野』、『本田』、『西川』は代表招集歴があり、既にリストアップ済み。
『福井』はバイエルン(セカンド)の選択をしましたが、プレミアファイナルの活躍はインパクト大。今後は招集頻度も上がっていくでしょうね。
一方で、J2降格となった清水にいる『松岡』はまだ未更新が続いています。
2021年に主力として活躍しながら、シーズン途中で清水に移籍。
鳥栖への深い愛着はあれども、多額の移籍金のためならばと苦渋の決断だったと思います。
その年こそ残留しましたが、2022年は大型補強を敢行しながらもJ2へ降格。
降格したという事実だけでみれば、神戸以上のコストパフォーマンスの悪さですね。
『松岡』の立場で考えると難しい決断を迫られていると思いますが、
移籍した事情が事情だけに『松岡』を応援している一個人からすれば、鳥栖でなくともJ1か海外クラブへ移籍して欲しいところです。
移籍金を払ってもらった義理&降格させてもらった責任から清水への残留。五輪を見据えての移籍。
『松岡』は招集歴がありますが、絶対的ではありません。そして、パリ五輪に向けて次々とライバルが台頭してきています。
日本サッカーの選考基準は最早J1か海外での活躍に移っており、どれ程活躍してもJ2では見向きもされない可能性があります。
もちろん可能性はゼロではありませんが、J2で燻っている時間は無いハズ。
一時的に清水サポーターから顰蹙を買えども、サッカー選手にはよくある事。
鳥栖サポーターがそれを一番よくわかっていますが・・・(苦笑)
DFは『中野』、『平瀬』、『大里』、『竹内』、『坂本』、MFは『本田』、『樺島』、『楢原』、『坂井』、FWは『西川』、『横山』。
1年半後のパリ五輪のため、2023年シーズンが本当に大事となります。
今の鳥栖の顔ぶれを見ると、絶対的と言えるのはGK『パギ』ぐらい。
スタート時点では横並びの競争という状況であり、アピールのため良いクラブ選択をしたと思います。
『中野』、『本田』、『西川』は代表招集歴があり、既にリストアップ済み。
『福井』はバイエルン(セカンド)の選択をしましたが、プレミアファイナルの活躍はインパクト大。今後は招集頻度も上がっていくでしょうね。
一方で、J2降格となった清水にいる『松岡』はまだ未更新が続いています。
2021年に主力として活躍しながら、シーズン途中で清水に移籍。
鳥栖への深い愛着はあれども、多額の移籍金のためならばと苦渋の決断だったと思います。
その年こそ残留しましたが、2022年は大型補強を敢行しながらもJ2へ降格。
降格したという事実だけでみれば、神戸以上のコストパフォーマンスの悪さですね。
『松岡』の立場で考えると難しい決断を迫られていると思いますが、
移籍した事情が事情だけに『松岡』を応援している一個人からすれば、鳥栖でなくともJ1か海外クラブへ移籍して欲しいところです。
移籍金を払ってもらった義理&降格させてもらった責任から清水への残留。五輪を見据えての移籍。
『松岡』は招集歴がありますが、絶対的ではありません。そして、パリ五輪に向けて次々とライバルが台頭してきています。
日本サッカーの選考基準は最早J1か海外での活躍に移っており、どれ程活躍してもJ2では見向きもされない可能性があります。
もちろん可能性はゼロではありませんが、J2で燻っている時間は無いハズ。
一時的に清水サポーターから顰蹙を買えども、サッカー選手にはよくある事。
鳥栖サポーターがそれを一番よくわかっていますが・・・(苦笑)
2022年12月30日
【#サガン鳥栖】ラストワンピースの補強はあるか?(ストーブリーグ終盤の感想)
【GK】セカンドGK候補を獲得したのはGOOD!! しかし、若手2人外国籍GKを抱える陣容はやや不可解。
『パギ』を残しつつ、J2藤枝より『内山』を獲得。『パギ』より年齢が若く、GKが組み立てに参加する鳥栖スタイルに合う(らしい)選手ですので、GKの世代交代を見据えても良い補強だと思います。藤枝をJ2昇格に導いただけに、出番的には残った方が恵まれると思いますが、本人と『パンゾー』SDの心中は如何に?というのも、G大阪は湘南からGK『谷』を回収しましたが、1stGKに『東口』がいます。同じJ1でスタメンを張った実力派同士並び立つ訳もなく、早速『東口』には移籍の話が持ち上がっていますが、それぐらい起用にも気を遣うポジション。 『パギ』の安心感はありますが、やがて来る移籍や衰えを見越して、今からでもポジションを争わせつつ・・・との目論見でしょうか。
それと不可解なのが、5人目のGKとして『コ・ボンジョ』を新卒獲得した事。、コロナの影響で人数を確保するに越した事はないですが、若手に『オム』を残しており、果たして起用の機会は巡ってくるのか疑問に思うところ。SDはその辺もわかっているでしょうし、潜在能力があったので機を逃さず獲得した・・・と思いたいですね。
【DF】SBタイプが少なくて3バックになりそうだが、それは『中野』の動向もあっての事か?
山形より期限付きで『坂本稀吏也』を獲得しました。聞いたことない選手と思っていたら、まだルーキーで出場は1試合のみ。しかし、調べたらC大阪U18から3年時に興国高校へ転籍、と同時にFWからDFにコンバートしてプロとして見出された、という面白い経歴。184cmのレフティ、スピードとフィード力を備えるという事から、経験不足を補ってあり余るポテンシャルを秘めているという事なのでしょう。『ジエゴ』の穴を埋める必要がありましたが、まんま『ジエゴ』みたいな選手を獲得しました。保有枠を気にする必要がないC契約で埋めたのも巧いな~、と思います。ただ、『樺島』、『山﨑』、『藤原』と山形絡みが続いて、山形からの遺恨が残りそうですが・・・。
期限付きだった『ゴヌ』は満了になりました。可能性を感じてはいましたが、途中起用が多くて信頼を得るまでには至らず。それと五輪候補なだけに本人も安定した出場が見込める先に所属した方がいいと思います。
これでDFは『ソッコ』、『田代』、『原田』、『島川』、『中野』、『山﨑』、『平瀬』、『大里』、『竹内』、『アンソニー』、『坂本』で11名。どちらかといえばSBよりもCBだよね、という選手が多くて3バックが多くなりそう。(『大里』&『坂本』のFW起用、『アンソニー』のボランチ起用もあり得るか?)もっと言えば『中野』の五輪に向けた活動でも離脱が多くなりそうなのも影響していると思います。『中野』以外でも五輪世代が多くて、活躍次第では候補入りもありそうで楽しみです。
【MF】価値の大きい『河原』の獲得。突破力+守備力が必須な両WBで3バックへの再チャレンジ。
争奪戦になった『河原創』を獲得して『小泉』の穴を即座にカバー。『小泉』は東京出身、『河原』は山鹿市出身で、やはり出身地近くというのは移籍先選びでプラスに働くというものです。それだけでなくクラブで中心となる起用が期待され、数年後に自身の価値も数倍に撥ね上がる可能性もあるだけに賢い選択だったと思います。
『岩崎』は完全移籍で加入となりました。代表でも『森保』監督が続投となって、再度招集もあり得るかな?『三笘』の使い方を見るにつけ、突破力のある左サイドを求めている感はありますが・・・。
これでボランチ候補は『河原』、『福田』、『藤田』、『坂井』、『アンソニー』、トップ下は『本田』、『小野』、『菊地』、『森下』、『手塚』、『堀米』、『樺島』。 左WBは『岩崎』、『河波』、右WBは『長沼』、『楢原』。バランスは取れていると思いますが、トップ下がやや多めな印象です。『飯野』が抜けて成り立たなくなった3バックへの再チャレンジという意味で、両WB候補には期待が掛かります。
それと『佐藤響』が京都へ移籍。イマイチ使いどころが見つけられなかったように思いますが、元々が京都の『キジェ』監督からの評価が高かった選手なだけに、本人にとっても良い移籍だと思います。多少なりとも移籍金が手に入った、と思いたいですね(苦笑)
【FW】日本サッカーの将来のために、大事に鍛えたい『横山』。そして、ラストのワンピースがあるのか?
J3の目玉だった『横山歩夢』を完全で獲得。J2の『河原』、J3の『横山』という移籍市場の目玉選手を獲得して今オフは大成功といえるでしょう。ややセルフィッシュなところがありそうですが、逆に言えば鳥栖に無かった、エゴまる出しのタイプの選手。将来の日本代表候補として上手く適応させて欲しいと思います。
『西川』は期限付き延長となったものの、『宮代』と『垣田』はレンタルバックに。『宮代』の川崎、『垣田』の鹿島とも、世代交代や海外移籍などて選手層に厚みを確保しておきたい状況のクラブだけに仕方ないですね。
これでFWは『富樫』、『横山』、『藤原』、『西川』。1トップが濃厚ですが、もう一人、出来れば高さを持った選手が欲しいところです。『大里』や『坂本』のFW起用もあるかな?ここ数日の動きはC契約(『坂本』と『ボンジョ』)ばかりで、ラストのワンピースとしてFWを期待したいしています。
『パギ』を残しつつ、J2藤枝より『内山』を獲得。『パギ』より年齢が若く、GKが組み立てに参加する鳥栖スタイルに合う(らしい)選手ですので、GKの世代交代を見据えても良い補強だと思います。藤枝をJ2昇格に導いただけに、出番的には残った方が恵まれると思いますが、本人と『パンゾー』SDの心中は如何に?というのも、G大阪は湘南からGK『谷』を回収しましたが、1stGKに『東口』がいます。同じJ1でスタメンを張った実力派同士並び立つ訳もなく、早速『東口』には移籍の話が持ち上がっていますが、それぐらい起用にも気を遣うポジション。 『パギ』の安心感はありますが、やがて来る移籍や衰えを見越して、今からでもポジションを争わせつつ・・・との目論見でしょうか。
それと不可解なのが、5人目のGKとして『コ・ボンジョ』を新卒獲得した事。、コロナの影響で人数を確保するに越した事はないですが、若手に『オム』を残しており、果たして起用の機会は巡ってくるのか疑問に思うところ。SDはその辺もわかっているでしょうし、潜在能力があったので機を逃さず獲得した・・・と思いたいですね。
【DF】SBタイプが少なくて3バックになりそうだが、それは『中野』の動向もあっての事か?
山形より期限付きで『坂本稀吏也』を獲得しました。聞いたことない選手と思っていたら、まだルーキーで出場は1試合のみ。しかし、調べたらC大阪U18から3年時に興国高校へ転籍、と同時にFWからDFにコンバートしてプロとして見出された、という面白い経歴。184cmのレフティ、スピードとフィード力を備えるという事から、経験不足を補ってあり余るポテンシャルを秘めているという事なのでしょう。『ジエゴ』の穴を埋める必要がありましたが、まんま『ジエゴ』みたいな選手を獲得しました。保有枠を気にする必要がないC契約で埋めたのも巧いな~、と思います。ただ、『樺島』、『山﨑』、『藤原』と山形絡みが続いて、山形からの遺恨が残りそうですが・・・。
期限付きだった『ゴヌ』は満了になりました。可能性を感じてはいましたが、途中起用が多くて信頼を得るまでには至らず。それと五輪候補なだけに本人も安定した出場が見込める先に所属した方がいいと思います。
これでDFは『ソッコ』、『田代』、『原田』、『島川』、『中野』、『山﨑』、『平瀬』、『大里』、『竹内』、『アンソニー』、『坂本』で11名。どちらかといえばSBよりもCBだよね、という選手が多くて3バックが多くなりそう。(『大里』&『坂本』のFW起用、『アンソニー』のボランチ起用もあり得るか?)もっと言えば『中野』の五輪に向けた活動でも離脱が多くなりそうなのも影響していると思います。『中野』以外でも五輪世代が多くて、活躍次第では候補入りもありそうで楽しみです。
【MF】価値の大きい『河原』の獲得。突破力+守備力が必須な両WBで3バックへの再チャレンジ。
争奪戦になった『河原創』を獲得して『小泉』の穴を即座にカバー。『小泉』は東京出身、『河原』は山鹿市出身で、やはり出身地近くというのは移籍先選びでプラスに働くというものです。それだけでなくクラブで中心となる起用が期待され、数年後に自身の価値も数倍に撥ね上がる可能性もあるだけに賢い選択だったと思います。
『岩崎』は完全移籍で加入となりました。代表でも『森保』監督が続投となって、再度招集もあり得るかな?『三笘』の使い方を見るにつけ、突破力のある左サイドを求めている感はありますが・・・。
これでボランチ候補は『河原』、『福田』、『藤田』、『坂井』、『アンソニー』、トップ下は『本田』、『小野』、『菊地』、『森下』、『手塚』、『堀米』、『樺島』。 左WBは『岩崎』、『河波』、右WBは『長沼』、『楢原』。バランスは取れていると思いますが、トップ下がやや多めな印象です。『飯野』が抜けて成り立たなくなった3バックへの再チャレンジという意味で、両WB候補には期待が掛かります。
それと『佐藤響』が京都へ移籍。イマイチ使いどころが見つけられなかったように思いますが、元々が京都の『キジェ』監督からの評価が高かった選手なだけに、本人にとっても良い移籍だと思います。多少なりとも移籍金が手に入った、と思いたいですね(苦笑)
【FW】日本サッカーの将来のために、大事に鍛えたい『横山』。そして、ラストのワンピースがあるのか?
J3の目玉だった『横山歩夢』を完全で獲得。J2の『河原』、J3の『横山』という移籍市場の目玉選手を獲得して今オフは大成功といえるでしょう。ややセルフィッシュなところがありそうですが、逆に言えば鳥栖に無かった、エゴまる出しのタイプの選手。将来の日本代表候補として上手く適応させて欲しいと思います。
『西川』は期限付き延長となったものの、『宮代』と『垣田』はレンタルバックに。『宮代』の川崎、『垣田』の鹿島とも、世代交代や海外移籍などて選手層に厚みを確保しておきたい状況のクラブだけに仕方ないですね。
これでFWは『富樫』、『横山』、『藤原』、『西川』。1トップが濃厚ですが、もう一人、出来れば高さを持った選手が欲しいところです。『大里』や『坂本』のFW起用もあるかな?ここ数日の動きはC契約(『坂本』と『ボンジョ』)ばかりで、ラストのワンピースとしてFWを期待したいしています。
2022年12月25日
【#サガン鳥栖】曰くつきの人物ほど就職先がある不思議なサッカー界
2021-2022年オフと違って契約更改、新戦力補強が順調に進んでいるサガン鳥栖。今季以上の飛躍を感じさせる状況に、早くも開幕が待ち遠しく思っています。この充実ぶりの要因は、ひとつは財務内容の改善、もうひとつは鳥栖のサッカーが評価されている事でしょう。
そのひとつ目の要因である財務内容の改善ですが、売れる選手はとことん売って移籍金をゲットしました。『松岡』、『エドゥアルド』、『飯野』あたりは確実に移籍金が入り、かつ高値が付いた事でしょう。移籍金の発生の有無に関わらず(銭闘になれば降りざるを得ない)、サポーターの愛着に関わらず、戦力的な痛みを伴っても・・・。目利きの鋭さと戦力の空白を逆に活かして、燻った&埋もれた戦力を獲得し、それら選手が活躍して評価を高める事になりました。『小泉』、『ジエゴ』の流出は痛いですが、評価を高めた選手が多い中で昨オフほどの流出が無いのは無理に売らなくていい程の財務改善(負債の減少)になったからだと思います。Jリーグの是正通達の対象から外れた事からも、20億超と言われた債務超過を解消する目途が立ったという事でしょう。よくぞ自力で再建を果たした・・・現在のフロント、スタッフには最大限の賛辞を送るべきだと思います。
一方で、その絶望的とも思える債務を作った前社長の『竹原稔』氏ですが、なんとFC琉球のスポーツダイレクター、要は強化責任者に就任しました。トーレスを獲得した手腕や育成を強化した手腕を買ってとの事ですが、オファーする方もする方なら、受ける方も受ける方。面の皮の厚さに呆れています。もっとも、トーレスの獲得もCygamesの大型スポンサーあっての事、ユースの強化したと言っても決済印を押したレベルの話だと思っていますので、SDを務める手腕(選手獲得の目利きやコネクション)を持っているのか些か疑問。お手並み拝見・・・と言ったところで、冷めた目線で注目しています。
それにしても曰くつきの人物ほど就職先があるサッカー界はつくづく不思議と思います。
サガン鳥栖と詐欺で係争中の元GM『新里裕之』氏は、期限付き移籍中の『二田理央』が所属するオーストリア二部クラブ(SKNザンクト・ペルテン)の日本向け担当者に就任。『二田』の所属が先に発表されただけに、恥も外聞もなく、よく就任できたものと呆れます。『二田』はパリ五輪を狙う逸材だけに、期限が切れる夏にはしっかり回収して欲しいと思いますが・・・。
なお、FC琉球は『新里』氏がGMと務め、2020年にパワハラが発覚し2021年に非難轟々の中で神戸のSDに就任した『永井秀樹』氏がいたところ。(当時『永井』氏は一選手でありながら監督人事に口を出していました)そして、今回の『竹原』氏の就任な訳ですが、曰くつきの人物ばかりが所属していて、本当にクラブの体質は大丈夫か?と胡散臭さを感じずにいられません。同県には『高原直泰』が代表兼会長を務める『沖縄SV』がJFLまで上がってきましたが、果たして・・・。
パワハラといえば『金明輝』氏が町田のコーチに就任。指導者としての才覚は確かにあります。鳥栖の育成の基盤を作り、2018-2019年の危機的状況を救った恩から、過ちは犯した過去はあれども、いつかは復帰して欲しい・・・とは願っていました。ただ、2022年だけの禊というには短すぎる休眠期間には、正直歓迎する気持ちは起きません。現在は鈴鹿ポイントゲッターズ(←このクラブも胡散臭さ抜群のクラブですが・・・)で、『三浦泰年』氏のパワハラが話題になっていますが、いつまでもパワハラが無くならない状況にサッカー界全体でもっと厳しく対応すべきと思います。
そのひとつ目の要因である財務内容の改善ですが、売れる選手はとことん売って移籍金をゲットしました。『松岡』、『エドゥアルド』、『飯野』あたりは確実に移籍金が入り、かつ高値が付いた事でしょう。移籍金の発生の有無に関わらず(銭闘になれば降りざるを得ない)、サポーターの愛着に関わらず、戦力的な痛みを伴っても・・・。目利きの鋭さと戦力の空白を逆に活かして、燻った&埋もれた戦力を獲得し、それら選手が活躍して評価を高める事になりました。『小泉』、『ジエゴ』の流出は痛いですが、評価を高めた選手が多い中で昨オフほどの流出が無いのは無理に売らなくていい程の財務改善(負債の減少)になったからだと思います。Jリーグの是正通達の対象から外れた事からも、20億超と言われた債務超過を解消する目途が立ったという事でしょう。よくぞ自力で再建を果たした・・・現在のフロント、スタッフには最大限の賛辞を送るべきだと思います。
一方で、その絶望的とも思える債務を作った前社長の『竹原稔』氏ですが、なんとFC琉球のスポーツダイレクター、要は強化責任者に就任しました。トーレスを獲得した手腕や育成を強化した手腕を買ってとの事ですが、オファーする方もする方なら、受ける方も受ける方。面の皮の厚さに呆れています。もっとも、トーレスの獲得もCygamesの大型スポンサーあっての事、ユースの強化したと言っても決済印を押したレベルの話だと思っていますので、SDを務める手腕(選手獲得の目利きやコネクション)を持っているのか些か疑問。お手並み拝見・・・と言ったところで、冷めた目線で注目しています。
それにしても曰くつきの人物ほど就職先があるサッカー界はつくづく不思議と思います。
サガン鳥栖と詐欺で係争中の元GM『新里裕之』氏は、期限付き移籍中の『二田理央』が所属するオーストリア二部クラブ(SKNザンクト・ペルテン)の日本向け担当者に就任。『二田』の所属が先に発表されただけに、恥も外聞もなく、よく就任できたものと呆れます。『二田』はパリ五輪を狙う逸材だけに、期限が切れる夏にはしっかり回収して欲しいと思いますが・・・。
なお、FC琉球は『新里』氏がGMと務め、2020年にパワハラが発覚し2021年に非難轟々の中で神戸のSDに就任した『永井秀樹』氏がいたところ。(当時『永井』氏は一選手でありながら監督人事に口を出していました)そして、今回の『竹原』氏の就任な訳ですが、曰くつきの人物ばかりが所属していて、本当にクラブの体質は大丈夫か?と胡散臭さを感じずにいられません。同県には『高原直泰』が代表兼会長を務める『沖縄SV』がJFLまで上がってきましたが、果たして・・・。
パワハラといえば『金明輝』氏が町田のコーチに就任。指導者としての才覚は確かにあります。鳥栖の育成の基盤を作り、2018-2019年の危機的状況を救った恩から、過ちは犯した過去はあれども、いつかは復帰して欲しい・・・とは願っていました。ただ、2022年だけの禊というには短すぎる休眠期間には、正直歓迎する気持ちは起きません。現在は鈴鹿ポイントゲッターズ(←このクラブも胡散臭さ抜群のクラブですが・・・)で、『三浦泰年』氏のパワハラが話題になっていますが、いつまでもパワハラが無くならない状況にサッカー界全体でもっと厳しく対応すべきと思います。
2022年12月18日
【#サガン鳥栖】やり手だと思わせる『パンゾー』SDの手腕(ストーブリーグ中盤の感想)
毎日のように引き抜かれる話題ばかりだった2021-2022年オフの惨劇から一転、『小泉』や『ジエゴ』など痛い移籍はあったものの、J2&J3から効果的な補強してますね。『パンゾー』SDはやり手だと感じさせます。
GKですが、『パギ』&『岡本』&『オム』が更新して、『内山』を加えた4人体制に。まずは『パギ』が残ったのは朗報。『オム』のプレースタイルは分かりませんが、足元自慢のGKばかりを集めた感があります。日本国籍を取得した『パギ』には他のクラブがいつ目を付けてもおかしくはない状況になったと言えるので、『内山』は1stGKを狙うまで高めて欲しいと思います。
DFにはケニア出身の『アンソニー・アクム』が加入。188cmの大型外国籍選手という事でロマン枠ですね(苦笑)優秀なキッカーが多い鳥栖なので、セットプレーでは脅威となるでしょう。DF登録ですが、プレー集の動画ではアンカーが多いみたいで、体格やリーチを活かしたボール奪取が最も持ち味を発揮しそうです。鳥栖では繋ぎのテクニックが求められますが・・・半年のブランクこそあれケニア代表のキャリアがある事、しっかりと練習参加のうえに獲得(シーズン最後の集合写真に写っていた)したと思うので期待したい選手です。(外国籍選手の当たりを引けない強化部だけに、そろそろ・・・)
昨季のレンタル4選手のうち、『岩崎』が完全移籍で加入。素質はありながらも、どのチームにもいまいちフィットしなかった選手ですが、左サイドで起用したところ、スピードと運動量、パンチ力あるシュートを活かせるようになり開花。『鳥栖が一番『岩崎』をうまく使えるんだ!』とか、ガンダム好きの『パンゾー』SDのコメントが聞こえてきそう。(苦笑)しかし、『河波』や『樺島』も加わって左サイドは激戦区になりそうですが、、タイプが違いそうなので使い分けもできるかな?
『湯澤』は契約満了に。加入当初は『小屋松』のバーターでの加入だと思っていましたが、少ない出番(2021年のカップ戦では2ゴール)で結果を出した選手。どこかに加入しないかな、と願っています。『石井』は横浜FCへ完全移籍。移籍先が見つかったのは良かったのですが、昨季途中からでも出番が無かったクラブだけに、う~んといった感想・・・。ペナルティエリア内での才能は確かにあると思うので、『四方田』監督がうまく使ってくれれば・・・。『荒木』の町田へのレンタルは戻ってくる余地を十分に残していると思います。インカレMVPの実績は確かで、まずはしっかり出番を得るところからですね。もう少し鳥栖で使われても良かったとは思うけど・・・。
あと定まっていないのはレンタル組の去就ですね。『佐藤』と『兒玉』は戻るよりもまだまだ出ていた方が出番に恵まれそう。そして、鳥栖のFW陣のうち、『垣田』、『宮代』、『西川』はいずれも完全での獲得を目指していると思いますが、昨季の実績や移籍金、所属元の事情で一番難しそうなのは、やはり『宮代』でしょうかね。本人の意向は果たして・・・。気になるのがA登録枠がどのくらい残っているか、という事。全員獲得出来たら素晴らしいのは確かですが、清水から『松岡』が戻ってくる余地が無くなりそうですし、『ジエゴ』の穴埋め(レフティDF)に若干の不安を残しています。
既に報道に出ている分では、松本山雅の『横山歩夢』がほぼ確定だとか。U-19に選ばれている逸材で、スピードとテクニックを併せ持ったFW。個人的にブロードアピールばりの回転数の速い走法だと思いました(苦笑)『河原』の獲得だけでも凄いのに、『横山』まで実現したら強化部は素晴らしいの一言ですね。
『パンゾー』SD就任にあたり『豊かさを感じさせるような・・・』というコメントが印象に残っています。若手が多いので移籍を実現するにあたり、しっかりと移籍金を払っている事でしょう。ゼロ円移籍ばかり狙っては他クラブとの関係性も悪化するでしょうし・・・。既に高値の付いた選手では無く、素質ある若手をしっかりと集める(+更に値が付きそう)・・・チーム作りだけでなく、まるで欧州クラブのようなビジネスモデル。ここまでの実績は本当に豊かさを感じさせています。
GKですが、『パギ』&『岡本』&『オム』が更新して、『内山』を加えた4人体制に。まずは『パギ』が残ったのは朗報。『オム』のプレースタイルは分かりませんが、足元自慢のGKばかりを集めた感があります。日本国籍を取得した『パギ』には他のクラブがいつ目を付けてもおかしくはない状況になったと言えるので、『内山』は1stGKを狙うまで高めて欲しいと思います。
DFにはケニア出身の『アンソニー・アクム』が加入。188cmの大型外国籍選手という事でロマン枠ですね(苦笑)優秀なキッカーが多い鳥栖なので、セットプレーでは脅威となるでしょう。DF登録ですが、プレー集の動画ではアンカーが多いみたいで、体格やリーチを活かしたボール奪取が最も持ち味を発揮しそうです。鳥栖では繋ぎのテクニックが求められますが・・・半年のブランクこそあれケニア代表のキャリアがある事、しっかりと練習参加のうえに獲得(シーズン最後の集合写真に写っていた)したと思うので期待したい選手です。(外国籍選手の当たりを引けない強化部だけに、そろそろ・・・)
昨季のレンタル4選手のうち、『岩崎』が完全移籍で加入。素質はありながらも、どのチームにもいまいちフィットしなかった選手ですが、左サイドで起用したところ、スピードと運動量、パンチ力あるシュートを活かせるようになり開花。『鳥栖が一番『岩崎』をうまく使えるんだ!』とか、ガンダム好きの『パンゾー』SDのコメントが聞こえてきそう。(苦笑)しかし、『河波』や『樺島』も加わって左サイドは激戦区になりそうですが、、タイプが違いそうなので使い分けもできるかな?
『湯澤』は契約満了に。加入当初は『小屋松』のバーターでの加入だと思っていましたが、少ない出番(2021年のカップ戦では2ゴール)で結果を出した選手。どこかに加入しないかな、と願っています。『石井』は横浜FCへ完全移籍。移籍先が見つかったのは良かったのですが、昨季途中からでも出番が無かったクラブだけに、う~んといった感想・・・。ペナルティエリア内での才能は確かにあると思うので、『四方田』監督がうまく使ってくれれば・・・。『荒木』の町田へのレンタルは戻ってくる余地を十分に残していると思います。インカレMVPの実績は確かで、まずはしっかり出番を得るところからですね。もう少し鳥栖で使われても良かったとは思うけど・・・。
あと定まっていないのはレンタル組の去就ですね。『佐藤』と『兒玉』は戻るよりもまだまだ出ていた方が出番に恵まれそう。そして、鳥栖のFW陣のうち、『垣田』、『宮代』、『西川』はいずれも完全での獲得を目指していると思いますが、昨季の実績や移籍金、所属元の事情で一番難しそうなのは、やはり『宮代』でしょうかね。本人の意向は果たして・・・。気になるのがA登録枠がどのくらい残っているか、という事。全員獲得出来たら素晴らしいのは確かですが、清水から『松岡』が戻ってくる余地が無くなりそうですし、『ジエゴ』の穴埋め(レフティDF)に若干の不安を残しています。
既に報道に出ている分では、松本山雅の『横山歩夢』がほぼ確定だとか。U-19に選ばれている逸材で、スピードとテクニックを併せ持ったFW。個人的にブロードアピールばりの回転数の速い走法だと思いました(苦笑)『河原』の獲得だけでも凄いのに、『横山』まで実現したら強化部は素晴らしいの一言ですね。
『パンゾー』SD就任にあたり『豊かさを感じさせるような・・・』というコメントが印象に残っています。若手が多いので移籍を実現するにあたり、しっかりと移籍金を払っている事でしょう。ゼロ円移籍ばかり狙っては他クラブとの関係性も悪化するでしょうし・・・。既に高値の付いた選手では無く、素質ある若手をしっかりと集める(+更に値が付きそう)・・・チーム作りだけでなく、まるで欧州クラブのようなビジネスモデル。ここまでの実績は本当に豊かさを感じさせています。
2022年12月16日
【#サガン鳥栖】サガン鳥栖ユースはもっと注目を集めて然るべき。そのために・・・
サガン鳥栖U-18(ユース)がプレミアWESTで優勝し、更にEAST王者の川崎U-18とのファイナルを制して、名実ともに高校生世代の№1チームとなりました!! プレミアリーグに実質的に初昇格(昨年は大会方式変更)のシーズンでしたが、順調に勝ち点を重ねて一時は独走状態。途中に変な失点を重ねて勝ち点を落とす試合もありましたが、最終的には勝ち点で神戸と並ばれましたが、得失点差で優勝を掴み取りました。3つの学年全てでタイトルを獲った黄金世代に相応しい結果だと思います。ちなみに、野球だと甲子園優勝と同じレベルだと思うのですが、やはり歴史の重みが違うのか・・・(苦笑)
ファイナルの試合は3-2の激闘となりましたが、その中でやはり『福井太智』は別格の存在感。パス、ドリブル、シュートを兼ね備えて、さすがバイエルンに請われる選手ですね。他にも印象に残った選手も多いのですが、FWでも結果を出した『大里』はどちらで使われても楽しみな存在。1点目の『増崎』をはじめ『堺屋』、『林』の2年生がメンバー入りしていて、来季も期待できそうです。トップ昇格ならずの『鬼木』、『松岡響』、『栗林』ら3年生も焦らずに大学で揉まれてきて欲しいと思います。
このタイトルのおかげで、有望株の獲得が一層進む事でしょう。前のエントリーで東福岡高校は目の上のタンコブか?と書きましたが、ユーススポンサーに『Cygames』が付いて鳥栖を中心とするU-15の拠点が出来る事で、福岡市周辺や筑後エリアから集まってくると思います。佐賀、唐津、そして鳥栖と3つのジュニアユースがありますが、出来れば西(武雄か嬉野?)にもあるといいのでしょうが・・・。(長崎ユースも強くなっているし、牽制したいところ)
これだけ強いユースなのですから、もっと関心を集めてもいいと思うのですがね。そうすれば支援(寄付や物販)も集まると思うのですよ。まずはちゃんとした観覧席があるところで試合を開催したいところ。専ら佐賀市大和町の健康運動センターでユースの試合が開催されていますが、現在工事中のSAGAサンライズパークのスタジアムを使えればいいな、と思っています。
ファイナルの試合は3-2の激闘となりましたが、その中でやはり『福井太智』は別格の存在感。パス、ドリブル、シュートを兼ね備えて、さすがバイエルンに請われる選手ですね。他にも印象に残った選手も多いのですが、FWでも結果を出した『大里』はどちらで使われても楽しみな存在。1点目の『増崎』をはじめ『堺屋』、『林』の2年生がメンバー入りしていて、来季も期待できそうです。トップ昇格ならずの『鬼木』、『松岡響』、『栗林』ら3年生も焦らずに大学で揉まれてきて欲しいと思います。
このタイトルのおかげで、有望株の獲得が一層進む事でしょう。前のエントリーで東福岡高校は目の上のタンコブか?と書きましたが、ユーススポンサーに『Cygames』が付いて鳥栖を中心とするU-15の拠点が出来る事で、福岡市周辺や筑後エリアから集まってくると思います。佐賀、唐津、そして鳥栖と3つのジュニアユースがありますが、出来れば西(武雄か嬉野?)にもあるといいのでしょうが・・・。(長崎ユースも強くなっているし、牽制したいところ)
これだけ強いユースなのですから、もっと関心を集めてもいいと思うのですがね。そうすれば支援(寄付や物販)も集まると思うのですよ。まずはちゃんとした観覧席があるところで試合を開催したいところ。専ら佐賀市大和町の健康運動センターでユースの試合が開催されていますが、現在工事中のSAGAサンライズパークのスタジアムを使えればいいな、と思っています。
2022年12月11日
【#サガン鳥栖】下部リーグにはエグいと思われてそうな鳥栖(ストーブリーグ序盤の感想)
W杯の関係で早めのオフ入りとなったJリーグですが、各チームとも年明けに一斉にキャンプインする事や世界中のリーグが再開される事も絡んで、これからが中盤戦といったところです。サガン鳥栖を語る場合に影響しそうなのが、①財務内容がどれ程改善しているか? ②『川井』監督の戦術を選手がどう評価するか? ③パンゾーこと『小林祐三』氏のSD(スポーツダイレクター)就任の手腕は?・・・というところ。
一般的なSDと同様に考えるなら『チーム強化の総責任者』ですね。『川井』監督を強く推したのが『小林』SDと聞きますし、限られた予算の中で監督が望むような強化を果たさなければならない、一蓮托生の責任が伴う重要な役割ですね。その手腕に注目が集まりますが、今のところ派手さは無いけど、ナルホドと思わせる良い補強だと思います。
まず、GKは『パギ』が絶対的な守護神として君臨している一方で、セカンドGKが課題となっていました。出番が無かった『深谷』、移籍先でも出番に恵まれなかった『板橋』を非契約に、ベテランを欲していた柏へ『守田』が移籍。一方で、藤枝から『内山』を獲得。J3までチェックできなくてプレースタイルは見ていませんが、足元自慢の鳥栖に合いそうな選手だとか。J2昇格の原動力となったGKをぶっこ抜くというエゲつない補強ですね(苦笑) しかし、年齢的にも『パギ』の後釜に丁度よく、世代交代もスムーズに進みそうなGoodな補強です。
余談ですが、『パギ』の日本国籍取得がどのように影響していくでしょうか?今のところ噂レベルでも『パギ』へのオファーなど聞こえてきませんが、2024年以降はわからないところ。GKに外国籍選手を使わずに済んで、かつ実績も十分とくれば関心を持つクラブが出てきても当然の事。Jリーグ全体にGKの玉突き移籍を招きかねない話のように思われますが・・・。
DFは『ジエゴ』が柏へ移籍。評価を高めても引っこ抜かれる悲しさ・・・好きな選手だっただけに残念です。しかし、お子さんも産まれたばかりだし、好条件ならば仕方ないところ。幾らかでも移籍金が入っていれば良いのですが・・・。左SBとしては『中野伸』、CBとしては新卒で『平瀬』、『大里』、『竹内』、そして山形から『山﨑』を獲得。『中野伸』は五輪の有力候補でシーズン途中の移籍も気になる存在なだけに、『ジエゴ』の移籍がもの凄く痛いと思います。CBのレンタル中だった『松本』と『孫』は引き続き延長。CB候補を多く獲った時点で予感はしてましたが、移籍先で評価を高める事は出来るかな?
ボランチは『小泉』のFC東京移籍は激痛ですが、即座に熊本からJ2屈指の評価を受けている『河原』を獲得してリカバー。神戸との争奪戦を制した形ですが、出身地に近い、確固たるサッカーがある(かつ合いそう)、サポーター同士の良好な関係など理由も挙げられると思います。金銭面では負けるでしょうが、鳥栖にとっては自信に繋がる獲得ですね。(熊本が昇格を逃した事は本当に残念だったけど・・・)
左の中盤は横浜FMから『樺山』を獲得。山形時代の『川井』監督の縁でしょうが、過去の実績から見ても一定以上の結果を残すマリノスブランド(苦笑)新卒ではスピードスターの『河波』もいますが、はっきりとしないのが『岩崎』の去就。代表に選ばれて株が高騰しているのならば難しいかな?保有元の札幌は今回の移籍市場では苦戦気味ですし・・・。『相楽』は仙台へレンタルとなりましたが、プロとして明暗を分ける勝負の1年ですね。
FWは仙台で結果を出した『富樫』がJ1へ戻ってきた形になりましたが、これもマリノスブランド(苦笑)山形から『藤原』が戻る一方で、『梶谷』が秋田へ期限付き移籍。『梶谷』はあと一歩なんだけどなぁ、と思わせるだけに、移籍が良い契機となる事を期待します。『宮代』、『垣田』、『西川』とレンタル組の去就がはっきりしないだけに、もう少し補強がありそう。『ドゥンガ』は讃岐でも結果を出せずに満了となりました。外国人FWはねぇ、ロマンがあるんだけど、鳥栖では中々成功事例がない・・・(苦笑)
下部リーグで活躍した選手を獲得する傾向にある鳥栖。山形から『山﨑』『樺山』(保有権は横浜FM)、仙台から『富樫』、熊本から『河原』、藤枝から『内山』。昨季も今季も主力を引き抜かた鳥栖ですが、下部リーグから見ると中々にエグいと思われてそうですね(苦笑)しかし、これぞJ1ブランドというものであり、しがみついてでも残っていかなければならない理由だと思います。
一般的なSDと同様に考えるなら『チーム強化の総責任者』ですね。『川井』監督を強く推したのが『小林』SDと聞きますし、限られた予算の中で監督が望むような強化を果たさなければならない、一蓮托生の責任が伴う重要な役割ですね。その手腕に注目が集まりますが、今のところ派手さは無いけど、ナルホドと思わせる良い補強だと思います。
まず、GKは『パギ』が絶対的な守護神として君臨している一方で、セカンドGKが課題となっていました。出番が無かった『深谷』、移籍先でも出番に恵まれなかった『板橋』を非契約に、ベテランを欲していた柏へ『守田』が移籍。一方で、藤枝から『内山』を獲得。J3までチェックできなくてプレースタイルは見ていませんが、足元自慢の鳥栖に合いそうな選手だとか。J2昇格の原動力となったGKをぶっこ抜くというエゲつない補強ですね(苦笑) しかし、年齢的にも『パギ』の後釜に丁度よく、世代交代もスムーズに進みそうなGoodな補強です。
余談ですが、『パギ』の日本国籍取得がどのように影響していくでしょうか?今のところ噂レベルでも『パギ』へのオファーなど聞こえてきませんが、2024年以降はわからないところ。GKに外国籍選手を使わずに済んで、かつ実績も十分とくれば関心を持つクラブが出てきても当然の事。Jリーグ全体にGKの玉突き移籍を招きかねない話のように思われますが・・・。
DFは『ジエゴ』が柏へ移籍。評価を高めても引っこ抜かれる悲しさ・・・好きな選手だっただけに残念です。しかし、お子さんも産まれたばかりだし、好条件ならば仕方ないところ。幾らかでも移籍金が入っていれば良いのですが・・・。左SBとしては『中野伸』、CBとしては新卒で『平瀬』、『大里』、『竹内』、そして山形から『山﨑』を獲得。『中野伸』は五輪の有力候補でシーズン途中の移籍も気になる存在なだけに、『ジエゴ』の移籍がもの凄く痛いと思います。CBのレンタル中だった『松本』と『孫』は引き続き延長。CB候補を多く獲った時点で予感はしてましたが、移籍先で評価を高める事は出来るかな?
ボランチは『小泉』のFC東京移籍は激痛ですが、即座に熊本からJ2屈指の評価を受けている『河原』を獲得してリカバー。神戸との争奪戦を制した形ですが、出身地に近い、確固たるサッカーがある(かつ合いそう)、サポーター同士の良好な関係など理由も挙げられると思います。金銭面では負けるでしょうが、鳥栖にとっては自信に繋がる獲得ですね。(熊本が昇格を逃した事は本当に残念だったけど・・・)
左の中盤は横浜FMから『樺山』を獲得。山形時代の『川井』監督の縁でしょうが、過去の実績から見ても一定以上の結果を残すマリノスブランド(苦笑)新卒ではスピードスターの『河波』もいますが、はっきりとしないのが『岩崎』の去就。代表に選ばれて株が高騰しているのならば難しいかな?保有元の札幌は今回の移籍市場では苦戦気味ですし・・・。『相楽』は仙台へレンタルとなりましたが、プロとして明暗を分ける勝負の1年ですね。
FWは仙台で結果を出した『富樫』がJ1へ戻ってきた形になりましたが、これもマリノスブランド(苦笑)山形から『藤原』が戻る一方で、『梶谷』が秋田へ期限付き移籍。『梶谷』はあと一歩なんだけどなぁ、と思わせるだけに、移籍が良い契機となる事を期待します。『宮代』、『垣田』、『西川』とレンタル組の去就がはっきりしないだけに、もう少し補強がありそう。『ドゥンガ』は讃岐でも結果を出せずに満了となりました。外国人FWはねぇ、ロマンがあるんだけど、鳥栖では中々成功事例がない・・・(苦笑)
下部リーグで活躍した選手を獲得する傾向にある鳥栖。山形から『山﨑』『樺山』(保有権は横浜FM)、仙台から『富樫』、熊本から『河原』、藤枝から『内山』。昨季も今季も主力を引き抜かた鳥栖ですが、下部リーグから見ると中々にエグいと思われてそうですね(苦笑)しかし、これぞJ1ブランドというものであり、しがみついてでも残っていかなければならない理由だと思います。
2022年12月11日
【#サガン鳥栖】常に挫折から始まる『鎌田』の4年後に期待したい
およそ1ヶ月ぶりの久しぶりの更新となります。世間はW杯で盛り上がっていたのに、激務に振り回される悲しい日常・・・。(哀)少し落ち着いたので、少し時間があれば書く・・・そんなレベルで再開したいと思いますので、気長にお付き合いください。
さて、日本代表は今大会もベスト8の壁に阻まれた結果となりました。ただ、ドイツとスペインと同組に入った死のグループを首位通過した快挙で、非常に盛り上がった大会でしたね。(まだ大会自体は続いていますが・・・)サガン鳥栖にとっても『鎌田』と『権田』という、所縁のある選手が選ばれた事で応援に一層の熱が入りました。
一方で、日本サッカーの課題も見えた大会のように思います。主導権を握る試合は出来ずに、守って守ってカウンター。『森保』監督の腹をくくった采配は賞賛すべきものですが、続投してもこれ以上の上がり目は無さそう。株が上がった今こそ引き際のように思います。もっとも監督本人もその気は無さそうですが・・・。
選手に目を向けると、大きく株を上げたのは『三笘』、『堂安』、『富安』、『遠藤』あたり。『板倉』や『谷口』も良かったと思いますが、総じて1失点に抑えた守備陣は高評価ですね。GK『権田』はドイツ戦のビッグセーブ4連発もあり、コスタリカ戦の失点は防げたかもしれませんが、ポカと言うには少し厳しいかな、という印象です。
ガッカリだったのが、やはり『鎌田』。攻撃の軸になると期待されていましたが、結果を出せず。守備面においてもスペイン戦、クロアチア戦の失点の場面では、クロッサーへの寄せが甘いと指摘されています。ピッチ上にいれば確かに攻撃が円滑になりましたが、期待されているのは、その程度では無いと本人が一番わかっているハズ。
『鎌田』のサッカー人生はまず挫折が来てから、その反発で伸びる事の繰り返し。舞台の大きさを考えると、今大会は最大級の挫折なのかもしれません。次の監督の戦術に合致するか、次世代の戦力の台頭など、決して盤石な立ち位置ではありませんが、30歳で迎える次回大会こそピーク。その時こそリベンジを期待したいと思います。
さて、日本代表は今大会もベスト8の壁に阻まれた結果となりました。ただ、ドイツとスペインと同組に入った死のグループを首位通過した快挙で、非常に盛り上がった大会でしたね。(まだ大会自体は続いていますが・・・)サガン鳥栖にとっても『鎌田』と『権田』という、所縁のある選手が選ばれた事で応援に一層の熱が入りました。
一方で、日本サッカーの課題も見えた大会のように思います。主導権を握る試合は出来ずに、守って守ってカウンター。『森保』監督の腹をくくった采配は賞賛すべきものですが、続投してもこれ以上の上がり目は無さそう。株が上がった今こそ引き際のように思います。もっとも監督本人もその気は無さそうですが・・・。
選手に目を向けると、大きく株を上げたのは『三笘』、『堂安』、『富安』、『遠藤』あたり。『板倉』や『谷口』も良かったと思いますが、総じて1失点に抑えた守備陣は高評価ですね。GK『権田』はドイツ戦のビッグセーブ4連発もあり、コスタリカ戦の失点は防げたかもしれませんが、ポカと言うには少し厳しいかな、という印象です。
ガッカリだったのが、やはり『鎌田』。攻撃の軸になると期待されていましたが、結果を出せず。守備面においてもスペイン戦、クロアチア戦の失点の場面では、クロッサーへの寄せが甘いと指摘されています。ピッチ上にいれば確かに攻撃が円滑になりましたが、期待されているのは、その程度では無いと本人が一番わかっているハズ。
『鎌田』のサッカー人生はまず挫折が来てから、その反発で伸びる事の繰り返し。舞台の大きさを考えると、今大会は最大級の挫折なのかもしれません。次の監督の戦術に合致するか、次世代の戦力の台頭など、決して盤石な立ち位置ではありませんが、30歳で迎える次回大会こそピーク。その時こそリベンジを期待したいと思います。