2024年07月25日

【#サガン鳥栖】(2024 第24節 H 広島)敗因は脆弱なCBコンビ。『川井』監督続投なら、せめて補強を・・・

『木村』がパリ五輪代表に選ばれるのが誇らしい一方で、危惧していたCBの脆弱性がモロに出ました。広島相手に1-4の完敗。
『川井』監督のままで勝てるとは思いませんでしたが、4失点は守備崩壊と言われても仕方ない、あまりにも情けない結果ですね。じょ
1失点目のカバーの連携の拙さ、2失点目のクリアミス、3失点目の反応の遅さと、この辺りは防げた失点のように思えてなりません。
それとやっぱりスタミナ面の課題。60分を過ぎてから圧倒的に中盤を支配されての連続失点。
90分間尽きることないスタミナがチームカラーだったのですが、甘やかした生温い練習ばかりでその魅力が完全に失われました。

そんな無様な試合でも、『ヴィキ』が戦力になりそうなのは大きな収穫。トップ下の位置で、確実に繋いでくれるので攻撃に厚みが出ます。
その影響か、初先発の『中原』も良い動きでした。左一辺倒だった攻撃も、かなり右からバランスよく崩せるようになったと思います。
ただ、交代した『富樫』がサッパリな出来。タメも繋ぎも出来ずに、シュートも打てずに、流れを一気に持っていかれました。
トップ下なら『清武』もいたでしょうが、それもまたサッパリな出来でブレーキになっていました(泣)

『ヴィキ』を獲ったのならば、コンディションに不安がある『清武』は不要だったでしょう。しかし、獲った以上は使わないといけない選手。
一番かわいそうなのは『日野』ですね。連勝中の攻撃を牽引してきた選手なのに、『富樫』と『清武』が機能しないという・・・。
選手をチョイスするのは『川井』監督ですが、相変わらず交代させる度に連携が合わなくなっていくという悪循環を招いています。
『ヴィキ』と『河原』のWボランチに、『日野』のトップ下、左『横山』に右『中原』、そしてトップに『ヒアン』が個人的にベストかな。
切り札となる選手がベンチにいなくなりますが・・・。

移籍が心配された『ヒアン』と『河原』が先発したので、少しだけ安心。『河原』の移籍先に名前が挙がったのが広島でしたが・・・。
ただ、『菊地』が名古屋へ移籍。昨シーズンは左SBで起用されて不当に評価を下げていましたが、今シーズンは中盤で使われて躍動。
運動量を活かした良い動きでしたが・・・それでも良い動き止まり。得点には終ぞ縁がありませんでした。
『ヴィキ』が計算できそうで、トップ下は過剰気味で、体格的にも不利。本人、鳥栖にも良いオファーだったならば納得の移籍と言えそうです。

今節は鳥栖を除く中位~下位が勝って、鳥栖の一人負け状態。降格圏に沈んだまま、2週間の中断期間に入りました。
『小柳』社長は雰囲気を読めないのか、訳がわからないタイミングで出した続投声明が本当に恨めしく思えます。
せめて補強に頼るしかなく、この試合はある意味で補強ポイントが明確になったように思います。

とにかく経験豊富なCB。昨シーズンは如何に『ソッコ』に支えられていたか痛感した試合でした。
『木村』が戻るのを待っていられず、2018年に『オマリ』が残留に多大な貢献をしてくれたように、CBの救世主が現れるでしょうか?  
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2024年07月19日

【#サガン鳥栖】『サガン鳥栖 育成事業応援ファンド』の結果は・・・

世間では円安が進んでいて、あらゆるモノやサービスが物価高になっていますね。
最低賃金が引き上げられていますが、可処分所得が増えているかというと実感に乏しいのが実情。
社会保障が期待できずに、現役のうちに将来に備えてNISAやiDeCoが勧められていますね。つまり、リスクはあれども増やせ、と・・・。

2021年4月1日~2024年3月31日の間で『サガン鳥栖 育成事業応援ファンド』が行われ、少額ながら出資していました。
これで儲けようとするつもりはなく、仮に損しても応援のつもりで・・・。確か、2000万円の目標金額には届かなかったと記憶しています。

結果は3年間で2割ほどのプラスという結果に。1年間で6%なので大きくはありませんが、損した訳では無いので嬉しく思います。
この間にプレミアリーグ優勝したり、『福井太智』がバイエルンへと羽ばたいたりして、競技面の成績でも素晴らしいものでした。
なお、この配当に5,000万円とも言われた『福井』の移籍金が含まれているかと思いましたが、
売上はスクール、グッズ、スポンサー収入などが原資。う~ん、含まれていたら、配当も更に良かったかも・・・(苦笑)

最近のユースというと、2023年度はギリギリ残留でしたが、2024年度はちょうど半分を終えた段階で12チーム中8位の勝ち点16。
降格圏11位が勝ち点9で、鳥栖が1試合消化が少ないという状況なので、若干余裕があると言えそうです。
なお、熊本県の大津高校が勝ち点28で抜けていて、中位は団子状態ですね。

プレミア優勝した事があるので物足りないといえばそうでしょうが、3年サイクルで選手が入れ替わること、
また、優勝した時は3世代が全てタイトルを獲った黄金世代だった事を考えれば、仕方無い部分もあるかもしれません。
それに、九州は全体的にユース世代の底上げが進んでいるのか、鳥栖1強という訳ではないですし・・・

一方、セカンドチームのプリンス1部は10チーム中9位と大苦戦中。プリンスリーグは2部があるけど、昇降格はあるのかな?
ただ、その上のチームと差は小さいので、何とか食らいついていって欲しいと思います。

『川井』監督への不満として、成績だけでなく、ユースを使わない(育てない)というのがあります。
ユースのプロになってからの活躍ぶりも、有望選手獲得のためのプラス材料になると思うんですがね。
最近は『堺屋』をようやく使うようになりましたが、仙台へ移籍して躍動している『相良』なんか見てると、
手元に置いて育てられなかったものかと残念に思います。不安定な左SBは『北島』をもっと育てていいと思うのですが・・・。

また、このようなファンドがあっても出資するかはわかりませんが、まずまず楽しめました。
今度は移籍金も売上=配当となるならば、『福井』や『二田』のような海外移籍も万々歳で送り出せるかも・・・ね(苦笑)  
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2024年07月15日

【#サガン鳥栖】(2024 第23節 H G大阪)『ヒアン』は移籍?代わりのFWが必要な、暗雲立ち込める状況に・・・。

新戦力を加えて臨む初戦の楽しみが一転、『ヒアン』がスタメンから外れるという不穏な雰囲気。
そして、直後に『ヒアン』のインスタがカタールのアルアインをフォローするという・・・。

得点源を失った影響もあって0-2での敗戦となりましたが、とにかく目に付いたのが、『川井』監督の不可解な交代策。
1点ビハインドとはいえ、チャンスクリエイトはそれなりにあって、決して出来が悪い訳でもなかった『アラウージョ』を前半で交代。
ここまではまだ前線に運べていましたが、ゴール前の迫力不足でカットインからミドルを狙うばかり。
『ヒアン』がおらず火力不足は歴然なのに、『清武』がいるからか頑なにシャドーを置いて、2トップを試しもしない。
一辺倒とはいえストロングポイントだった左サイドなのに『堺屋』を下げて停滞を招き、追加点を献上してから申し訳程度の『ヴィキ』の起用。
前線からのプレス→ショートカウンターを継続していれば、まだ可能性を感じられましたが、交代する度に強度が落ち続けました。
『河原』がベンチにいて何故に使わなかったのか?

新戦力についてですが、『清武』については連携が取れておらず、時間が掛かりそうな印象。せめてスタメンで使うべきですね。
『ヴィキ』についは出場時間が短くて評価が難しいですが、クイックネスの部分はあまり感じませんでした。

『ヒアン』がいなければ、この程度というのがハッキリしました。このまま移籍するのであれば、獲得すべき最優先はFWだったかも。
『ヒアン』を中心にしてようやくカウンター型で少しずつ成果を挙げつつあったのに、ここにきて非常にマズい状況となりましたね。
失った戦力をカバーできるだけの戦術を『川井』監督は持ち合わせておらず、果たして『池田』SDは今から補強に動けるでしょうか?
問題は移籍金は幾らか?という事。『岩崎』で1億円の移籍金という基準で考え、更にオイルマネーならば最低3億円は欲しいところ。

いや、円安の状況ならば、もっと高くフッかけないといけませんね。じゃないと流出の痛手は補えません。
可能ならスピードと体格を併せ持った『ヒアン』と同タイプのFWを希望しますが、
財務改善を優先してFW獲得をケチるようならば、最後の最後で痛い目を見るような気がしてなりません。  
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2024年07月13日

【#サガン鳥栖】やっぱり勝ってこそ“また来たい”と思わせるもの。

今年のJリーグ夏休み招待キャンペーンの動画のひとつが、鳥栖が舞台になっています。

スタジアムからはじまる物語 『推しと、Jリーグと、ある夏の日の思い出』


私自身のいわゆる“推し”がサガン鳥栖というのもありますが、とても素敵な動画になっていますね。
駅近くのスタジアムは圧巻だし、ブラックモンブランソフトは美味しいし、ブラボー『長友』ら有名選手が見れるのも魅力だし、
現地で味わうゴール裏の熱狂とゴールに迫る興奮は特別だし、『パギ』と『岡本』がソックリだというのは本人らも承知のネタ(笑)
今年5月ののFC東京戦が舞台となっていますが、敗れて帰る寂しさ、でも、また来たくなるスタジアムの魅力を上手く表現していると思います。
Jリーグ公式がこういう動画を作ってくれたことに感謝×2ですね。

ただ、実際のこの頃は全く勝てなくて、内容も面白くなくて、『川井』監督の続投だったら絶対に行くものか、と思ってました(苦笑)。
そんなドツボの時期に、クラブに対して続投なのか、解任なのか、応援し続けて欲しいのか、
『小柳』社長にはサポーターに向けたメッセージを出すべきと散々述べてきましたが、今頃になって声明を出しました。

正直に言えば、遅すぎると思うし、このタイミングで出す意味は???なのですが、理解したのは『川井』監督を続投させるというもの。
ならば、サポーターも腹を括って応援するしかないし、声援が力になるのならスタジアムに駆けつけるでしょう。
『ヴィキ』に『清武』と実力と実績のある選手も補強しました。残留に向けて余裕はありませんが、中位の背中も見えています。

あとは『川井』監督が期待に応えるだけ。今も連勝中とはいえアウェイ戦。
やっぱりホームで勝つことが最大のプロモーションであり、お客さんに本心からまた来たいと思わせるもの。
過去には戻れず、失ったものはとても大きいですが、これから少しずつでも取り戻してくれるものと信じています。  
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2024年07月11日

【#サガン鳥栖 天皇杯 vs横浜FC】フキフキ、フキフキ

インターネットで配信されていた天皇杯の横浜FC戦は、3-1で勝利!! 公式戦では3連勝となりました。

横殴りの風と雨でカメラマンも大変でしたね。レンズが雨粒で濡れるたびに拭き取ってました。
その度にチャット上では「ナイス、フキフキ!!」とか「カメラマン、頑張れ~」とか、試合とは別のところで声援が・・・(苦笑)
三ツ沢球技場の構造はわかりませんが、せめて濡れないところで撮影させてあげたかったですね。ホントお疲れさまでした。

さて、ターンオーバーして臨みましたが、キッチリと勝利できた事が何より良かったと思います。
得点はすべて奪ったら素早く前線に送り込んだor持ち込んだプレーから始まったもの。逆にボールを持ってからは崩せませんでしたね。
この辺は未だ課題と言えますが、『清武』が入ったことで変化するでしょうか?
日曜日のG大阪戦から『ヴィキ』と『清武』も出場可能となるので楽しみですね。

前半はプレスがハマって主導権を奪いましたが、3得点後に1つ返されてからは早めに選手を入れ替えて逃げ切り体制。
次節を以て『木原』が五輪で抜けるので、明日、明後日で補強はあるでしょうか?
それと、スタミナの塊の『河原』が出場しなかったのが、やはり意味深・・・。

それと天皇杯といえば、ジャイアントキリング!! 今回の餌食になったのは、C大阪、新潟、川崎、FC東京、福岡の5チーム。
惜しかったのは筑波大でしょうかね。BSで放送されていましたが、見入ってしまいました。
筑波大の左SBの『安藤』君は鳥栖ユース出身。強化ポイントでもあるし、来季の加入候補だといいのですが・・・。  
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2024年07月07日

【#サガン鳥栖】(2024 第22節 A 新潟)ここにきて絶好調の『横山』。五輪選考がもう少し後だったら・・・

2-1で前半を折り返し、3点目、4点目と追加点を取って、盤石かと思ったら4-3まで詰め寄られるという薄氷の勝利。
前節とはまた違った意味で、寿命の縮まる思いで試合を観ていました。しかし、内容よりも今は結果を求めたいもの。
酷暑の中で中2日のアウェイ連戦を勝利で飾った選手達に、まずは拍手を送りたい気持ちでいっぱいです。

それにしても『横山』のシュート精度は素晴らしいのひと言。これまでもキチンと枠に飛んでいましたが、
いまはGKの手の届かないギリギリに飛んでいます。五輪メンバーが発表されてから吹っ切れたかのような活躍ぶり。
もう少し数字に表れていたら、もう少し選考が後だったら・・・と思わざるを得ません。

あと『長沼』のゴールはGKはまず取れない超絶ゴラッソ。『横山』が5ゴール、『長沼』が4ゴールと伸ばす一方で、トップ下が0ゴール。
『清武』の獲得に思うところがありましたが、ポジション的にもっと得点に直結して欲しいというのであればアリとも思えますね。

失点についてプレスが掛からなくなったのは連戦の疲れだったかも・・・と思いますが、『中原』を入れたのが若干不可解。
もはや跳ね返すだけで精一杯になっているのだから、走れなくなっていた『富樫』を『アラウージョ』に変えて、
追わせるorキープさせる方が良かったかも。『上夷』を入れたのも一番最後でしたし、試合のクローズさせ方には再考が必要ですね。

連勝しましたが、湘南も勝ったので引き離すまでには至らず。しかし、少し上を見れば、中位グループを射程圏に捉えて、
磐田、川崎、新潟、横浜FM、名古屋まで残留争いに巻き込まれそうな感じ。この中で意外なのは横浜FMでしょうか。
戦力は十分なのに『キューウェル』監督がね・・・。選手としてはオーストラリア代表として日本を悩ませた名選手ですが、
監督としては実績からも不安視されていました。どんなに戦力を保持しても、生かすも殺すも監督次第ですね。

ちなみに降格枠のひとつは札幌で決まった感がありますね。新外国人2名が加入するようですが、間に合わない感が強くて・・・。  
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2024年07月06日

【#サガン鳥栖】移籍したら大きな痛手となる『河原』。そこまで『清武』を獲得する必要性はあるのか?

8日の移籍期間が開くのを前に、決まった移籍から噂レベルまで様々な話が流れています。
その中で、鳥栖関連でいえば、噂レベルで『河原創』の広島移籍とC大阪の『清武弘嗣』のレンタル加入でしょうか。

まず、『河原』の移籍について懸念されるのが、中盤の守備力低下。豊富な運動量でカウンターの芽を摘み取っていました。
一方で、今シーズンのサッカーがポゼッションを志向した時にサッパリ結果に繋がらず、攻撃面では良さを出せていない感があります。
ただ、その点を考慮してもマイナスの方が大きいように思います。移籍金が入るでしょうが、補強をして欲しくはあります。
運動量タイプというと『福田』、あるいは『菊地』を一列下げるか?獲得発表済みの『ヴィキ』がハマってくれればいいのですが・・・

で、『清武』のレンタル加入ですが、正直に言うと「う~ん」という印象。
まず、『川井』監督が頑なにトップ下を置きたい意向ですが、『菊地』『日野』『堀米』『森谷』など豊富。
前節は『日野』が攻撃でリズムを作って勝利に貢献しましたが、若手の機会を奪ってまで34歳のベテランを獲得するほどか?と・・・。
ではサイドに置くと仮定しても『中原』が復帰してきて調子を上げていって欲しいのに、そこも奪うのか、と・・・。

なんとなく『中原』『丸橋』と元C大阪の選手の調子が上がってきませんが、C大阪の『小菊』監督は『乾』を干すのを厭わない人。
聖域を作らず、功労者と言えどもベテランを起用しない事もあり、選手の見極めは鋭い気がして、
鳥栖が獲得できた=既に見切られている・・・とも考えられ、その点も不安要素。『中原』に関しては、それでは困る選手なのですが・・・。

元日本代表で高年俸で獲得すれば使わざるを得ない選手。ネームバリューがあって集客にはプラスでしょうが、そこはオマケ的要素。
『河原』の移籍で得た移籍金が発生しても、『木村』が抜けるCB、確固たる左SB、『河原』が抜けるボランチ、
第2の得点源やスーパーサブとなれるFWと優先すべきポジションは盛りだくさんあって、補強はそこじゃない感があります。
もうひとつ、『ヴィキ』は高額でも仕方ないとは思いますが、『清武』もレンタルとはいえ高額なはず。財務的に大丈夫なのか不安ですね。

『ヒアン』は活躍してもらわなければ困る選手できちんと結果に繋げていますが、
『清武』に関してはいろんな懸念材料がある中で獲得するだけに活躍してもらわなければならない選手となります。
当然、応援はしますが、果たしてどこまで実績を残せるでしょうか・・・。  
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2024年07月04日

【#サガン鳥栖】(2024 第16節 A 横浜FM) 気持ちが伝わる鳥栖らしい勝利!! キツい日程だが頑張って欲しい。

この試合当日の14時、パリ五輪のメンバーが発表されました。
前回の東京五輪では『林大地』が駆け込みで選出されて、ゴールこそ無かったものの攻撃の起点として活躍したのも記憶に新しいところ。
今回は(FC東京からレンタル中とはいえ)『木村誠二』が選出されまたおかげで、活躍ぶりを楽しみに見れそうです。
また、鳥栖ユース出身の『大畑』(浦和)、佐賀県出身の『平河』(町田)が選出されたのも、他所のクラブとは嬉しいですね。

一方で、スランプに陥った『中野伸哉』(G大阪)、怪我で復帰すら叶わない『本田風智』などは選出前に候補にすら挙がらず。
『横山』は数字的な部分でアピール不足で、『日野』は出場機会すら少なかったと思います。
18人枠は狭き門とはいえ、チームが好調だったら、見る目も変わったでしょうか・・・。

その悔しさの反動かタメン抜擢の『日野』が攻撃のリズムを作り、この試合で『横山』が決勝点を挙げて、横浜FM相手に1-0で勝利!!
選出された『木村』がクリーンシートに貢献。(一方で、不在時のDF陣が大いに心配になりますね・・・)
過密日程の連戦故にターンオーバーせざるを得ませんでしたが、それが功を奏したのか、若手が躍動しました。
『日野』はベンチスタートよりスタメンの方が波に乗っていけそうな気がします。




『ヒアン』は相手に脅威を与え続けましたが、再三の得点機を逃して、所謂「もってない日」でしたが、決勝点をアシスト。
自力で打開できるのに、周りを使える点も魅力ですね。守りに入ってからの前線のキープ力も素晴らしい働きでした。
苦言を呈すといえば『中原』でしょうか。完全に守りに入っている中で訪れた、アディショナルタイムでのGKとの1vs1の得点機を逃しました。
逃げ切れたから良かったものの、どんなに守りに入っても事故は起こり得るものなので、チャンスを確実に仕留めて欲しかったと思います。

前節は4失点の守備陣ですが、『パギ』は素晴らしい反応で食い止め続けました。
ターニングポイントは特別指定の『井上』の負傷交代。『上夷』かと思っていたら『長沼』でした。
スピードある『ヤン・マテウス』との相対でしたが、『横山』とも連動して良く防いでいたと思います。
この交代が当たり、1点を守り切る方針にしてからの『川井』監督の采配も実に繊細で良かったと思います。

寿命が縮まる思いで見ていましたが、全員が連動&集中して逃げ切れました。1勝するってこんなに大変だったんですね(苦笑)
大量得点の大味な勝利ではない、しかし、気持ちの入った鳥栖らしさを感じさせる今季のベストゲームだと思います。
消化試合数が全チーム同じになり、降格圏を辛うじて脱出。しかし、次の新潟戦に敗れればこの勝利の意味も薄れます。
天皇杯の横浜FC戦までアウェーの連戦が続きますが、何とか頑張って欲しいと思います。
もはや今年のタイトルの可能性があるのが、天皇杯だけですし・・・  
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2024年07月02日

【#サガン鳥栖】引きこもり社長は浦和の『堀之内』SDの爪の垢を煎じて飲めばいいと思う

昨日『樺山諒乃介』『河田篤秀』の2名がザスパ群馬へ移籍すると発表されました。
J2で圧倒的に最下位に沈んでいる群馬とは、移籍先としてどうかとは思いますが、とにかく点が取れていないチームなので、
守備に難があっても仕掛ける選手、シュート意識が高い選手という事では望ましい選手なのかもしれません。
今シーズンは殆ど出番に恵まれなかった両名だけに、新天地での活躍を期待します。
同時に、A契約枠が空いただけに、新戦力の獲得を期待したいところですが・・・

さて夏の移籍ウインドウが開く前に、続々と移籍ニュースが報じられています。
その中で、浦和レッズの『堀之内 聖』SDが移籍する4選手の経緯について説明する声明を発表しました。
『二田理央』『本間至恩』と獲得する一方で、特に『酒井宏樹』『アレクサンダー・ショルツ』という主力を手放す事になったのは大きな痛手。
それだけにサポーターを納得させる事の出来る、実に誠意にあふれた言葉で綴られた文章だと思います。
問題の多い浦和サポーターですが、情熱的である事は確か。浦和のOBだけに、真摯に向き合う事の大切さを分かっているように思います。

一方で、鳥栖の『小柳智之』社長。ずっと前から信じて欲しくば、クラブから何らかの声明を出すべきだと述べてきました。
しかし、この降格危機にサポーターの多くがストレスを抱えている事を知らないハズがないのに、依然として沈黙を貫いています。
確かに『川井』監督を解任する気がないなら、声明を出しても気休めしかならないでしょう。続投支持なら更なる不満が発生するでしょう。

しかし、それならそれでクラブの方向性を知りたいんですよ。低迷する現状の何が問題だと認識しているか知りたいんですよ。
現場介入が社長の仕事でないなら、クラブの考えを伝え、それでも信じてついてきて欲しいとサポーターに訴えるのが社長の仕事では?
どういう経緯で社長に就任したのか不明ですが、誠実さの欠片も無い姿勢はちょっと情けなさ過ぎませんかね?

昨日と同じような内容だと思いますが、『堀之内』SDのサポーターに向き合おうとする姿勢が余りにも羨ましくなり書きました。
『松本育夫』氏がフロントにいた頃は、多少の粗があってもクラブを信じられる、まるで家族のような一体感があったものですが・・・。  
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2024年07月01日

【#サガン鳥栖】(2024 第21節 H 柏) 『川井』監督は一体何が出来るのか?『小柳』社長の存在価値はあるの?

ラッキーパンチ(叩きつける『ヒアン』のシュート技術も光りましたが・・・)の先制点も、後半にアッサリと逆転され、無様な1-4という敗戦・・・。
柏も中位圏内で決して攻略できない相手ではない力関係ではないハズ。単純に鳥栖が弱いんでしょうね。主に“監督が”ですが・・・。

風と雨で繋ぐサッカーは難しいと判断し、縦ポンを目指したのは理解できます。
『河原』と『横山』を外したのは、ショック療法でしょうか?試合の殆どで主導権を奪われて、効果はまるで感じませんでしたが・・・。
良かったのは立ち上がりだけ。徐々に対策されてシュートまで至らなくなった中で、今思えば『ヒアン』のゴールは貴重なものでした。
追いかける立場の柏はハーフタイムから次々とカードを切っていく『井原』監督に対して、明らかな劣勢の中でも『川井』監督は棒立ちのまま。

結局、『島村』の果敢な仕掛けに翻弄されて瞬く間に逆転されました。前も『島村』にやられませんでしたっけ?坊主頭が印象に残ってます。
良い選手ですよね。『横山』を中央で使って欲しいのは、ああいうプレーも出来るんじゃないかと思うからなんですが・・・。

やっぱり『川井』監督に修正力や戦局を読む力を求めても無駄なんでしょうか?前半のうちに相手が対応したら、最後まで劣勢のまま。
逆転されて慌てて2トップと戦術『横山』に変えましたが、すでに劣勢の中で守備が崩壊し続々と追加点を献上。それはもう無様なものでした。
練習は短い。規律も温い。熱意も感じられない。戦術も無い。戦況も読めない。新人は育たない。態度も悪い。
この監督は一体何が出来るのか? まともなサッカーを構築できないまま再び降格圏に沈み、次々と迫る試合に焦りだけが募ります。

やはりダービー前に切るべき監督でしたが、応援して欲しいのひと言も無く、クラブは沈黙を守ったまま。
サポーターを馬鹿にしているのかな?『小柳智之』社長の現場に介入しないというご自身のポリシーはご立派であり、当然のこと。
現場介入は『竹原』元社長の悪しき部分で真似したらダメですが、少なくともサポーターとクラブを繋ぐのはフロントの仕事のハズ。
クラブの危機にも批判の矢面に立とうともしない、引きこもり社長ならむしろいらないんじゃないの?とさえ思います。

悪天候の中、勝利を信じてスタジアムまで来たサポーターには、ストレスの溜まる辛い日曜日となりました。
ずぶ濡れになりながら惨めな気持ちを抱えて帰路につくサポーターの姿は、監督と社長の目にどのように映っているんでしょうか?
軽く放つ“次”や“また”という言葉に、サポーターに対する敬意が私には全く感じられずにいます。  
Posted by QED at 06:00Comments(0)サガン鳥栖