2022年04月30日
【2022年 第10節 A 柏】 ゼロトップの妙
GWの初日なのに強い雨が降る生憎の空模様の中、柏相手に4-1の快勝となりました。
凡そ1週間前のカップ戦でも3-0で勝利を収めまていますが、何がきっかけかというと、
やはりFWの『垣田』に代えて『小野』をスタメン起用し始めた事でしょうか。
『垣田』に求められているのは得点。長身と身体の強さ故にターゲット、そのためプレーエリアがゴール前に限定され、
相手の守備も鳥栖の攻撃を遅滞させゴール前を密集させれば守りやすくなります。
一方の『小野』の特徴といえば・・・悪い方から言えば、前線の選手なのに得点力の無さ、それと怪我しやすさ。
しかし、ボールを納める力や周りを活かす視野、ヘディングの強さ、キックの精度(直接FKを除く)、
ファイティングスピリットなど長所を備えています。
ここ7得点のうち、『小野』自身の得点はゼロですが、3得点に絡む活躍。
限定されない多彩なプレースタイル、広がったFWのプレーエリア(空いたスペースに2列目、3列目が飛び出しやすくなった)に
『本田』の起用や『堀米』の逆足での起用なども要因として加わり、得点力が上がりました。
元々が流動的なポジショニングの『川井』サッカー。トップがゲームメイクするゼロトップとの言える布陣で、更に魅力を増しています。
まだ出番に飢えている選手が多くいる訳で、仮に今の布陣が行き詰っても、まだまだ秘めた奥深さがあるような気がしますね。
これで6位に浮上。得失点差は+7ですが、これは今節と札幌戦の固め打ちのおかげですね(苦笑)
今後もコンスタントに点が取れるようならば更なる上位追撃も期待できそうです。
凡そ1週間前のカップ戦でも3-0で勝利を収めまていますが、何がきっかけかというと、
やはりFWの『垣田』に代えて『小野』をスタメン起用し始めた事でしょうか。
『垣田』に求められているのは得点。長身と身体の強さ故にターゲット、そのためプレーエリアがゴール前に限定され、
相手の守備も鳥栖の攻撃を遅滞させゴール前を密集させれば守りやすくなります。
一方の『小野』の特徴といえば・・・悪い方から言えば、前線の選手なのに得点力の無さ、それと怪我しやすさ。
しかし、ボールを納める力や周りを活かす視野、ヘディングの強さ、キックの精度(直接FKを除く)、
ファイティングスピリットなど長所を備えています。
ここ7得点のうち、『小野』自身の得点はゼロですが、3得点に絡む活躍。
限定されない多彩なプレースタイル、広がったFWのプレーエリア(空いたスペースに2列目、3列目が飛び出しやすくなった)に
『本田』の起用や『堀米』の逆足での起用なども要因として加わり、得点力が上がりました。
元々が流動的なポジショニングの『川井』サッカー。トップがゲームメイクするゼロトップとの言える布陣で、更に魅力を増しています。
まだ出番に飢えている選手が多くいる訳で、仮に今の布陣が行き詰っても、まだまだ秘めた奥深さがあるような気がしますね。
これで6位に浮上。得失点差は+7ですが、これは今節と札幌戦の固め打ちのおかげですね(苦笑)
今後もコンスタントに点が取れるようならば更なる上位追撃も期待できそうです。
2022年04月14日
【サガン鳥栖】何故に監督は大勝した試合の左サイドを前に戻したのか?
札幌戦での快勝を喜んだのも束の間、リーグ戦は京都に、カップ戦は柏に敗戦・・・。いろいろな雑感のまとめです。
・まず監督に言いたいのは、札幌戦であれほど勝ったスタメンを何故戻した?のひと言。
特に『岩崎』の左サイドは効いていないとあれほど言っているのに・・・。
・久々の『オマリ』は潰し屋として効いていたと思う。カバーリングも良かった。
ただ、連携今一つなのは特殊なサッカー故にしょうがないか。慣れが必要、あるいは個性の活かし方か・・・。
・『中野嘉』が怪我明けから復帰したが、出来がイマイチで『岩崎』に代わるとは言えない。
左サイドは単純に『中野伸』、『ジエゴ』、『堀米』で組ませて良いと思うのだが・・・。他には『相楽』かな。
・『佐藤』が右CBで起用してはいけない事がわかったのも収穫と言えそう。
多分、不慣れなポジションだろうから、やりにくさが伝わってきた。やはり中盤かな?
・『梶谷』はゴールこそないけど高さと強さは捨てがたく、もっとチャンスを与えるべき選手だと思う。
ゴール前で迫力を出したいときにいて欲しい選手。『藤原』との連携もいい。が、『藤原』は簡単なシュートほど外す残念な選手・・・。
・『福井』は正確なパスで展開させる選手。だけど体格に恵まれておらず、現状では中盤の守備強度が全然足りない。
そういう意味では『森谷』では無い。能力を活かすために、『小泉』のような選手と組ませるともっと輝くような気がするが・・・。
・『荒木』の右サイドはいいけど、なるだけゴール近くで見たい選手。サイドアタッカーでは『楢原』『坂井』のユース組には結構期待している。
出来不出来は激しいけれど、『本田』がゴールに絡みだしている。 この選手もやはりゴール近くで見たい選手。
・『岡本』は決定機は防いでいたけど、3失点目は何とかならなかったものか?悪くはないが、やはり『パギ』と比べてしまう。
『深谷』はどうなのか?カップ戦がほぼ消化試合になってしまったが、逆にいろいろ試すチャンスなのだけど・・・。
・まず監督に言いたいのは、札幌戦であれほど勝ったスタメンを何故戻した?のひと言。
特に『岩崎』の左サイドは効いていないとあれほど言っているのに・・・。
・久々の『オマリ』は潰し屋として効いていたと思う。カバーリングも良かった。
ただ、連携今一つなのは特殊なサッカー故にしょうがないか。慣れが必要、あるいは個性の活かし方か・・・。
・『中野嘉』が怪我明けから復帰したが、出来がイマイチで『岩崎』に代わるとは言えない。
左サイドは単純に『中野伸』、『ジエゴ』、『堀米』で組ませて良いと思うのだが・・・。他には『相楽』かな。
・『佐藤』が右CBで起用してはいけない事がわかったのも収穫と言えそう。
多分、不慣れなポジションだろうから、やりにくさが伝わってきた。やはり中盤かな?
・『梶谷』はゴールこそないけど高さと強さは捨てがたく、もっとチャンスを与えるべき選手だと思う。
ゴール前で迫力を出したいときにいて欲しい選手。『藤原』との連携もいい。が、『藤原』は簡単なシュートほど外す残念な選手・・・。
・『福井』は正確なパスで展開させる選手。だけど体格に恵まれておらず、現状では中盤の守備強度が全然足りない。
そういう意味では『森谷』では無い。能力を活かすために、『小泉』のような選手と組ませるともっと輝くような気がするが・・・。
・『荒木』の右サイドはいいけど、なるだけゴール近くで見たい選手。サイドアタッカーでは『楢原』『坂井』のユース組には結構期待している。
出来不出来は激しいけれど、『本田』がゴールに絡みだしている。 この選手もやはりゴール近くで見たい選手。
・『岡本』は決定機は防いでいたけど、3失点目は何とかならなかったものか?悪くはないが、やはり『パギ』と比べてしまう。
『深谷』はどうなのか?カップ戦がほぼ消化試合になってしまったが、逆にいろいろ試すチャンスなのだけど・・・。
2022年04月08日
【2022年 第7節 H 札幌】川井サッカーの面白さはスタジアムで体感すべき
無敗(と言っても6分ですがw)の札幌を相手に、これまでの得点欠乏が嘘のような5-0の快勝!!
得点をケチャップに例えた某選手がいましたが、偶然によるものでしょうか? 個人的に思うのが、2つの要因。
ひとつは福岡戦の不甲斐なさ。ふたつめがレンタルの『岩崎』の出場不可契約。
チーム自体には秘めたポテンシャルを感じる一方で、開幕からのスタメンに行き詰まりを感じていただけに、
何か変えるには丁度いい契機となった試合でした。
スタメンを見て驚いたのが、『藤田』『小泉』『福田』のボランチタイプ3枚を並べた中盤。
ボールを刈り取る『小泉』と『福田』に、スムーズにボールを配球する『藤田』。
後半には勢いが落ちるのが常でしたが、途中投入の『小野』が加わって最後まで強度が衰えず。
(移動距離や試合間の違いでコンディションに大きな差はあった事は考慮すべきですが・・・)
それと『中野伸』と『ジエゴ』の共存。果たしてどうかと思いましたが、『中野伸』が1ゴール、『ジエゴ』が1アシスト。
3バックとみるべきか、4バックとみるべきか、いずれにしてもDF2人がゴールに絡んむ様はポジションなんて有って無きがもの。
強気で前に出られるのも『小泉』が即座にスペースを埋めて、『田代』が危険な芽を確実に潰し、『パギ』がボール回しにも参加するから。
全員が連動して動く、難しいけれど魅力的なサッカー。
俯瞰という言葉がありますが、高い位置から見下ろせる駅前不動産スタジアムの構造こそ
その奥深さを体感できる場所(ちなみに今回は3階で観戦)だと、久しぶりのスタジアム観戦で感じたところです。
連戦で間もなく京都戦が近づいていますが、戻すのか、そのままなのか、更に変えるのか。
『岩崎』を戻すと、器用な選手ではないだけに左サイドが停滞しそう。
スピードと運動量はあれど、器用さと左が使えないだけに『岩崎』は『飯野』と同じポジション、役割で試した方が良さそうな・・・。
この試合のままだと体力的な部分での心配があります。来週の水曜日のカップ戦はターンオーバーするでしょうが、
勝ち上がりに後が無いのも事実で難しいところ。
監督はこの試合に点数を付けると70点だと語っており、更なる追及で変える可能性もあります。『垣田』も若干痛めた感じでしたし・・・。
次はこの勝利が本物かどうか試される一戦になりそうですね。
得点をケチャップに例えた某選手がいましたが、偶然によるものでしょうか? 個人的に思うのが、2つの要因。
ひとつは福岡戦の不甲斐なさ。ふたつめがレンタルの『岩崎』の出場不可契約。
チーム自体には秘めたポテンシャルを感じる一方で、開幕からのスタメンに行き詰まりを感じていただけに、
何か変えるには丁度いい契機となった試合でした。
スタメンを見て驚いたのが、『藤田』『小泉』『福田』のボランチタイプ3枚を並べた中盤。
ボールを刈り取る『小泉』と『福田』に、スムーズにボールを配球する『藤田』。
後半には勢いが落ちるのが常でしたが、途中投入の『小野』が加わって最後まで強度が衰えず。
(移動距離や試合間の違いでコンディションに大きな差はあった事は考慮すべきですが・・・)
それと『中野伸』と『ジエゴ』の共存。果たしてどうかと思いましたが、『中野伸』が1ゴール、『ジエゴ』が1アシスト。
3バックとみるべきか、4バックとみるべきか、いずれにしてもDF2人がゴールに絡んむ様はポジションなんて有って無きがもの。
強気で前に出られるのも『小泉』が即座にスペースを埋めて、『田代』が危険な芽を確実に潰し、『パギ』がボール回しにも参加するから。
全員が連動して動く、難しいけれど魅力的なサッカー。
俯瞰という言葉がありますが、高い位置から見下ろせる駅前不動産スタジアムの構造こそ
その奥深さを体感できる場所(ちなみに今回は3階で観戦)だと、久しぶりのスタジアム観戦で感じたところです。
連戦で間もなく京都戦が近づいていますが、戻すのか、そのままなのか、更に変えるのか。
『岩崎』を戻すと、器用な選手ではないだけに左サイドが停滞しそう。
スピードと運動量はあれど、器用さと左が使えないだけに『岩崎』は『飯野』と同じポジション、役割で試した方が良さそうな・・・。
この試合のままだと体力的な部分での心配があります。来週の水曜日のカップ戦はターンオーバーするでしょうが、
勝ち上がりに後が無いのも事実で難しいところ。
監督はこの試合に点数を付けると70点だと語っており、更なる追及で変える可能性もあります。『垣田』も若干痛めた感じでしたし・・・。
次はこの勝利が本物かどうか試される一戦になりそうですね。