2023年10月31日

【#サガン鳥栖】2023年のサガン鳥栖を振り返り、2024年のサガン鳥栖も考える【トップ下・FW】

『小野』の結果は素晴らしいが、タイプ的に来季も同じような結果が残せるとは限らない。やはり点取り屋の獲得は必須!!

まず、トップ下で起用が多かったのは『堀米』。スタメン起用で途中交代のパターンが多いですが、
加入前のスタミナ不安を払拭して守備も献身的に行っていました。で、交替で入ってくるのが、『西川』や『藤原』など。

『西川』はアジア大会での活躍は目覚ましいものでしたが、鳥栖では0ゴール。
シーズン前半は攻撃の起点にすらなれず、後半になって光るプレーを見せる場面もありますが、それでも正直不満な結果。
使い方次第で化ける可能性はありますが、鳥栖での在籍2年で1ゴールというのは、あまりに寂しい結果と言わざるを得ません。

『藤原』はベンチ入りしない事も多くて、今季は1ゴールのみ。小柄な抜け出しタイプのFWでは、
『横山』や『樺山』など、自力で打開するタイプに出番を取られるのは仕方なし・・・か?
1トップでは使いどころが難しいと思います。昨季は秋田に行ってる『梶谷』との関係性が良かったと思いますがね。
その『梶谷』は36試合出場で2ゴール。秋田は現在34ゴールとJ2最小な訳ですが、順位は14位と堅守が支えた結果となりました。

1トップのFWはスタメンが『小野』、途中で『富樫』というパターンが殆ど。
『富樫』はシーズン前半は怪我で離脱、急遽『河田』を補強しました。(シーズン途中の補強が無かったのはこの影響か?)
シーズン後半からは『富樫』がベンチスタートで、『河田』の出番は激減。
『富樫』は4ゴール中、『横山』とのホットラインで2ゴールですが、残りは2PK。他の得点パターンも増やしたいところ。
『河田』は鮮烈な新加入ゴールこそありましたが、あとは1PKと振るわず。『富樫』の復帰に追いやられる結果になりました。

現時点で『小野』の9ゴールという結果は見事!! 170cmの身長でよくぞ役目を果たせていると思います。
じゃあ、来季も期待できるかというと・・・その重責を任せるのは危険だと思います。

元々『小野』は要所で得点を決めたり、攻撃のアクセントとなるタイプ。個人的には今季は出来過ぎのように思います。
『豊田』や『酒井』や『垣田』といった体格に恵まれた選手、あるいは『林大地』や『宮代』といった体の割に収めるのが上手い選手。
そういった核となる(目玉となる)FWがいない今季でしたが、『小野』が結果を残してくれなければどうなっていたか。
軸となるFWの補強は必須と思うと同時に、その上で『小野』が今季のような結果を出してくれれば躍進が期待できると思います。  
Posted by QED at 21:00Comments(0)サガン鳥栖

2023年10月30日

【#サガン鳥栖】2023年のサガン鳥栖を振り返り、2024年のサガン鳥栖も考える【右MF・左MF】

キャリアハイの『長沼』は素晴らしいシーズンに。来季はまず90分間戦えるサイドプレーヤーを希望!!

サイドを主戦場としながら現在9ゴールの『長沼』は立派な成績。得点力が上がった事で目を付ける他クラブもあるでしょうね・・・(冷汗)
『川井』監督が「槍と鞭」と例えているように、左右を問わずに、剛と柔(スピードと技術)を駆使したプレーヤーですが、
身長の割にヘディングでのゴールもあって、ジャンプのタイミングとか当て感も素晴らしいと思います。

大誤算と言えるのが、0ゴールの『岩﨑』・・・。元々から得点力に関する評価は高くありませんでしたが、
今季はあまりにも起用頻度と結果が一致していないように思います。
昨季は左サイドでの圧力の強さに起用されるのも納得していたのですが、今季はその強さも見られません。
後半からの『横山』との交代が基本パターンとなっていますが、それまでの繋ぎ役でしか無いように思います。

その『横山』ですが、スーパーサブとしての存在感はアリアリなのですが、いつも思うのが、起用に本人が満足しているのか?という点。
守備に難があっても、サブよりもスタメンで、サイドよりも中央で、と、いつも思うのですが、
パリ五輪が押し迫った中で、このような起用を続けて果たしてクラブから送り込めるのか、と不安に思います。
ただ、名古屋戦で『森保』代表監督の前でアシストの結果を出せたのは良かったと思います。

他に起用されたのは『樺島』。G大阪戦での股抜きからのゴラッソは素晴らしかったのですが、守備難からかサブ起用が殆ど。
思うのが、90分間戦える両サイドハーフが少ないな、と。いるかも知れないけど、監督の抜擢が無いな、と。
0ゴールの『岩崎』を使わざるを得ないくらい、守備意識やスタミナに課題がある選手が多い事の証左・・・ではないでしょうか?

ちなみにレフティでは『河波』がいますが、カップ戦2試合、しかもサブ出場に留まっています。
怪我からの復帰待ちでの加入だったと思いますが、完治しているのでしょうか?
スピードはあると聞いていますが、左サイドでの起用はどうなんでしょうね?

来季補強するとすれば、スピードなりクロス精度なりの武器を持ちつつも、まずは90分間戦える選手、という事になるでしょうか?  
Posted by QED at 19:00Comments(0)サガン鳥栖

2023年10月29日

【#サガン鳥栖】2023年のサガン鳥栖を振り返り、2024年のサガン鳥栖も考える【ボランチ】

『パギ』と並んで、圧倒的だった『河原』の存在感。オファーが来るのは確実でも、何としても死守を!!

2022年オフで『小泉』が移籍しましたが、『河原』を獲得してリカバリー。
ちなみに『小泉』が残っていたら、『河原』、『小泉』、『パギ』で、永久不滅の走行距離が生まれたような気がします(苦笑)
熊本時代の高評価そのままに、攻・走・守において大活躍のシーズンでした。
ただ、活躍すればする程に引き抜かれるのが鳥栖の運命(さだめ)・・・。そう毎年毎年引き抜かれてたまるかと、全力でプロテクトを!!

相方に収まったのが『手塚』、『藤田』、『福田』、『森谷』など。
シーズン前半は『福田』の起用が多かったように思いますが、次第に右SBへコンバート。
『菊地』といい、運動量があっても序列が下がった場合はSBになるんでしょうか?
シーズン後半からは『手塚』が収まるようになり、サイドへの配給がスムーズになりました。アシストなど得点への関与も多かったですね。
『藤田』はサブ起用が多かったように思います。ベテランならではの落ち着きで中盤に安定をもたらし、
ロングスローで相手の勢いを停める働きも出来るはずで、もっと上手い起用に繋げられるハズだと思うのですが・・・。
『森谷』は監督の起用頻度と裏腹に、他選手にビルドアップで劣り気味。G大阪戦の逃げ切り失敗のイメージが強いのがマイナス印象です。

『テディ』は期待したんですが、アジリティの無さで危ないファールを与える場面が多くて起用は難しそう。
しかし、ケニア代表では呼ばれているんですよね。う~ん、クラブと本人の双方のためにも、来季は放出した方がいいのかも・・・。
『坂井』はカップ戦の2試合のみ。『楢原』が活躍し出しているので、負けずに頑張ってほしいと思います。

来季は法政大学より『渡邉綾平』が加入内定。アンカーでレフティという事で、『手塚』とのポジション争いになりそう。
アジア大会で評価を高めた『日野翔太』はまだ3年生だけに、どこまで参加できるかというところですね。
もう進路決まっているからいいじゃん!!と、思うのは一サポーターの勝手なエゴで(苦笑)  
Posted by QED at 09:00Comments(0)サガン鳥栖

2023年10月28日

【#サガン鳥栖】(2023 第29節 A 名古屋)残留決定と共に噴出したCB問題。次節は選手の去就が見える一戦か?

お互いにVARによるハンド確認でゴール取り消しがあったりして、スコアも1-1のドローという結果。
総じて『パギ』のチョンボ未遂や『山﨑』の1発レッドがあった鳥栖側の方が、同じドローとはいえ貴重な1ポイントを得たように思います。
これで残留確定。いろいろ不満は述べていますが、綱渡りのようなチーム運営の中で最低限の結果に繋げた事は喜ばしい事だと思います。
選手、監督をはじめスタッフには、来季もJ1で鳥栖が見られる事に感謝したいと思います

さて、後半の序盤のうちから10人となり、耐え忍んでいましたが失点。取り返すには『横山』のところで崩すしかないと思っていましたが、
その期待に応えてくれました。この試合に代表の『森保』監督が視察に来ていましたが、良いアピールになったと思います。
しかし、ジョーカーとして素晴らしい働きだと思いますが、果たして本人はこれで満足なのでしょうか?
交代要員ではなくスタートから、サイドではなく中央で・・・本人の意向と監督の思惑が一致して入ればいいのですが・・・。

今節は怪我なのか『ソッコ』は起用されず、『山﨑』が退場となってからは、『原田』と『福田』の2CBに。よくぞ1失点で凌ぎました。
懸念だったCB問題が残留が決まってから出てきたのは不幸中の幸いでしたが、次節はどうするんでしょうかね?
この期に及んで『島川』、『坂本』、『大里』、『テディ』らが起用されないとすれば、
監督の見方からすれば実力不足、あるいは構想にも入っていないという事でしょうか?
次節の起用次第で、何となく選手の今後が見えてしまう一戦のようにも思います。  
Posted by QED at 18:00Comments(0)サガン鳥栖

2023年10月27日

【#サガン鳥栖】2023年のサガン鳥栖を振り返り、2024年のサガン鳥栖も考える【右SB・左SB編】

ポジション争いが面白くなりそうな右SBに対して、もっと質を高めたい左SB

右SBで起用が多かったのが、『原田』、次いで『福田』、『楢原』といったところ。
来季加入内定の『長澤シヴァタファリ』が『原田』とポジションを争い、左右兼用の『楢原』が参戦する構図になるでしょうか。
『原田』は京都戦でゴール。新潟戦でアシストと点に絡むようになってきましたが他所からの評価も上がっているかな?

もう一人くらい獲得できると万全でしょうか。神戸に移籍した『飯野』は18試合の出場に留まり、しかも圧倒的にサブ起用が多い状況。
移籍とともに年俸が上がっているかもしれませんが、何とか戻せないものかと思う、実に勿体ない選手です。

一方の左SBは懸念と不満だらけ。五輪に向けて『中野』を徹底して育てるものと思っていましたが、調子が上がってこずにレンタル移籍。
レンタル移籍で獲得した『坂本』も出場機会を得られず、『菊地』が1stチョイスになっているなんて開幕前に予想した人がどれ程いたでしょうか?
しかも、良い部分を見せる時はあっても、それ以上に失点に絡むシーンが多くて、サポーターの信用を得られていないように思います。

『菊地』の負傷離脱中に『楢原』が活躍しましたが、戻ってきたらやはり1stチョイス。(で、今度は『楢原』が負傷するという・・・。)
『川井』監督の好みでしょうが、サポーターの評価に大きな乖離があるように思えてなりません。

トップ昇格で『北島郁哉』が加入予定で、『中野』『大畑』といった歴代のユース出身左SBに続けるか?
『中野』の去就はどうなるのか? 『坂本』は返却するのか? 来季も『菊地』が中心になるのか? 『楢原』、『北島』が奪うのか?
正直な感想を言えば、これまでの『菊地』の出来では満足感に乏しく、テコ入れを図って欲しいポジションです。

昨季まで左サイドの中心だった『ジエゴ』は負傷もあって11試合の出場に加えて、チームも残留争いの真っただ中。
『飯野』と同じく何とか戻せないものかと思いますが・・・。  
Posted by QED at 18:00Comments(0)サガン鳥栖

2023年10月27日

【#サガン鳥栖】2023年のサガン鳥栖を振り返り、2024年のサガン鳥栖も考える【CB編】

質・量ともに不足のポジション。自前で育てるのが下手な傾向は相変わらず、他所から有望選手を引き抜けるか?

開幕までは豊富な人材がいると思っていたポジションですが、開幕直後に『竹内』がレンタル移籍し、
シーズン途中で『平瀬』もレンタル移籍し、『田代』が完全移籍し、レンタル中の『松本』は完全移籍し、
『大里』は出番すら与えられず、残ったのは『山﨑』と『ソッコ』で、『島川』はベンチ内外を行ったり来たり・・・。

相変わらず新卒CBを育てるのが下手、というクラブの悪い傾向は改善されませんでした。
そのためレンタル育成が多いようですが、それぞれ選手の評価として、『松本』は山口での活躍が認められてか町田へ完全移籍。
『孫』は金沢で13試合の出場に留まり、クラブのJ3へ降格となっては評価としては芳しくないですね。
『竹内』はJFLの新宿でシーズン前半は出場機会を得て、まずまずの結果に繋げていましたが、最近の出番は無く・・・怪我かな?
『平瀬』も山口で出場機会こそ得てますが、クリーンシートは無い様子。総じて回収するかの判断は微妙なところですね。

『山﨑』と『ソッコ』のコンビは安定していますが、『ソッコ』も既に34歳とベテランの域。シーズン前半は怪我もありました。
第3CBに『島川』がいますが、ベンチに入らないことすらあるDF陣で来季も戦っていけるのか?
よくぞまぁ、この選手層でシーズンを戦えたものだと思います。さすがに来季に向けて補強はすると思いますが、
『田代』を放出した事から察するとおり、守備だけでなく足元も伴った選手の獲得が望まれますが、果たして・・・。  
Posted by QED at 01:00Comments(0)サガン鳥栖

2023年10月24日

【#サガン鳥栖】(2023 第28節 A 新潟)今の鳥栖のサッカーに魅力を感じる人はいか程か?

前節はアディショナルタイムの劇的な逆転勝利。中断期間を経て臨んだ新潟戦でしたが、
1-1のドローでまたしても連勝チャレンジは失敗という結果になりました。積み重ねられないポイントに賞金圏が遠いですね・・・。
全体を通して内容は悪くは無かったと思いますが、決して良いとも思えない、中々打ち破れないもどかしさ。
ボールを保持するだけで、毎回感じるシュート本数の少なさに、監督と見る側が感じる面白さに乖離があるように思います。

厳し目の判定でしたが、失点に絡みやすい『菊地』のヒキの悪さでPKを献上するも、
『原田』のクロスに『小野』が合わせて同点!! これで9ゴール目と二桁にリーチとなりました。
同じく9ゴールの『長沼』がチームの得点を牽引していますが、同時に不甲斐なさを感じるのは『岩崎』。
ほぼ毎試合、左サイドの先発で起用されて、このまま0ゴールで終わっていいポジションなのか?
短時間でも『横山』の方が明確に攻撃に絡んでいます。正直に言えば『横山』を先発させて、粘れるだけ引っ張った方が面白く思うのですがね。

他に良かった選手は『河原』ですね。無尽蔵のスタミナで攻守に顔を出していました。
怪我にも強く、パスも正確。代表に呼んで欲しい一方で、すでに来季の去就が心配な選手です(苦笑)

1ポイントを積み上げて残留を99.9%確実なものとしましたが、得たものや積み上げたものが少ないシーズンとなりました。
財務内容が優先とはいえ、残留という最低限の結果を目標としているようでは、いつかチーム力が費えるようで怖さを覚えます。  
Posted by QED at 18:00Comments(0)サガン鳥栖

2023年10月12日

【#サガン鳥栖】2023年のサガン鳥栖を振り返り、2024年のサガン鳥栖も考える【GK編】

残り5試合となった2023年シーズン。降格が1枠に対して、最下位の横浜FCが勝ち点23、17位の湘南が勝ち点24。
12位の鳥栖が勝ち点35で、その差が11~12ポイントあるという事は両チームが全勝+鳥栖が全敗する程でなければ逆転不可能。
加えて、鳥栖は新潟→(不調)名古屋→横浜FC→柏→(中位)川崎・・・と下位との対戦が多く、
勝ち点の上積みが無いとは考えにくいため、確定はしていませんが、ほぼ残留とみていいかと思います。

しかし、来季に向けて考えた場合、監督や選手の去就を考えると課題は山積み。
という訳で、恒例のポジション別の振り返りです。まずはGK編から・・・。

『圧倒的だった『パギ』の存在感。代表召集を願いつつ、全力で引き留めを!!』

今季も『パギ』の活躍ぶりは圧倒的でした。2022年は広範囲を守る独特のポジショニングで注目を集めましたが
2023年はセーブ数でリーグ1位を記録。12位のチームながら失点39、得失点差▲1は素晴らしい結果だと思います。
日本国籍を取得して、さぁ代表選出もあるか、と思ったら、召集される気配すらなく・・・。

ひとつはスタイルの問題でしょうか?強豪国との対戦ではポゼッションで劣るため、カウンター型に成りがち。
足元が上手く、後方から繋ぐサッカー向きのスタイルのため、『森保』監督が求めるGK像ではないのかもしれません。
180cmの身長は、現代のGKでは小柄な方ですし・・・。ただ、これまで空中戦が弱いと感じた事は無いんですけどねぇ。

もうひとつは、年齢でしょうか。W杯で正GKの『権田』が34歳、『パギ』が33歳。
『権田』の未招集が続いていて、J2の清水に所属しているせいもあるかも、ですが、
若手GKに多くの有望株がいますので、そちらを優先して試したい・・・というのもわからないではありません。

ただ、チームの実績から切り離せば、GKとして最上位に近い実績は示していると思います。是非、試して欲しい・・・と思う一方で、
代表ブランド価値が付かなかった事は、来季も引き留めたい鳥栖側にとってはプラスだったのかもしれません(苦笑)

懸念だったセカンドGKですが、『内山』を獲得。カップ戦に5試合出場して、無失点が1試合ありますが、13失点は多いと言えます。
ただ、DFの能力差もありから一概に判断は出来ませんが、『パギ』との差を感じたのも事実。
40歳のベテランの『岡本』がベンチ入りする事もあり、盤石の地位を確保したとは言い難いシーズンとなりました。

韓国籍の『コ・ボンジョ』と『オム・イェフン』は出番すら無いまま、シーズンを終えそうです。
ただでさえ出番の限られるポジションで、実績の無い外国籍選手の若手を2人も確保する必要があったかは謎。
以前所属していた『キム・ミノ』は長野で17試合に出場しており、移籍先で出場機会を得る事が出来た、と言えます。
鳥栖では出番が無かったものの、移籍金を得ている可能性もあるので、言葉は非常~に悪いですが、
転売目的ならこのような選手確保もアリなのかもしれません。それぐらい財務内容の改善が優先なのも事実ですし・・・。

来季を考えれば、GK5人体制はさすがに多すぎるように思うので、メスが入る可能性が高いと思われます。
『パギ』の引き留めを最優先かつ全力で。『内山』には更なるレベルアップを期待。
出場機会の無かった『岡本』『オム』『ボンジョ』の去就を検討しつつ、新戦力獲得のチャンスがあるか探る・・・といったところでしょうか。  
Posted by QED at 19:00Comments(0)サガン鳥栖

2023年10月06日

【#サガン鳥栖】アジア大会で活躍中!! 進路が気になる『西川』と早期のプロ入りを(勝手に)望む『日野』。

現在、中国にてアジア大会が開催されています。日本を除く各国が割とガチなメンバーで臨んでいるのに対して、
メンバー選出に拘束力のない大会&底上げを図る意味から、日本は大学生を中心としたメンバー構成となっています。
そういう意味では注力度合いは低いと言えますが、良くも悪くも北朝鮮の蛮行のせいで一気に注目度が上がりました(苦笑)

北朝鮮については、体制と教育が日本憎しの国であり、国際的もにハブられている事からマナーや礼節を知らない事から、
ピッチ内外でラフプレーが起こり得るとは思っていました。ただ、今後はそれで済まない可能性も大いに考えられます。
サッカー協会も意見書を出したようで、来年3月のW杯アジア予選は可能ならば第3国開催は望ましくはあるのですが・・・。

さて、この大会ではサガン鳥栖所属の『西川』と加入内定の『日野』が活躍しています。

『西川』は今シーズン前半の鳥栖で多くの出場機会が与えられたにも関わらず、結果を出せない日々。
チーム自体の調子も上がってこなかった事もあり、戦犯のひとりと見做されていました。
何故使うんだと『川井』監督に懐疑的でありましたが、それでも使われるのは、練習で秘めた可能性を感じさせるからか?
シーズン終盤となった時期から印象に残るプレーを見せるようになり、このアジア大会では中心として使われています。
北朝鮮戦では殊勲のPK獲得で、勝利に大いに貢献しました。

シーズン当初から鳥栖でこのようなプレーが出来ていれば良かったのですが・・・来季はどうなんでしょうね?
鳥栖が完全での獲得を目指す可能性もありますが、2年連続レンタルで、得点など数字的には物足りないのも事実。
保有権はC大阪ですが、契約切れで自由が利く立場なのか否か。秘めた才能は確かなだけに次のクラブ選びは重要ですね。
まだ若くて、ルックスも良し。才能が爆発すれば日本代表の顔となる人物ですが・・・。

そして、加入内定の『日野翔太』も攻撃を引っ張るキーマンとして活躍中。準決勝の香港戦の躍動は素晴らしいものでした。
気の利いたポジショニングと豊富な運動量、かつ点が取れるプレーヤーとして、理想のトップ下。

楽しみな一方で、まだ3年生で再来年からの加入なのが、実に惜しいですね。
最近は3年生で内定を出すクラブが増えてきていますが、クラブには青田刈り、選手には進路決定とメリットは大きいと思います。
一方で、大学側には(プロ輩出のブランドは付きますが)4年生まで所属して貰わなければデメリットとなりますが・・・。

『鎌田大地』は世界で戦うには大卒では遅いとして高卒でプロの門を叩きました。
4年生を待たずにプロ入りした代表格は『長友』でしょうか?(これは家庭環境も影響しているようですが・・・)
『日野』はこのアジア大会で世界を舞台に戦える事の可能性を十分に示したと思います。
既に進路が決定している身であれば、早期のプロ入りを望む・・・というのは、一サポーターの勝手なエゴでしょうか(苦笑)

なお、決勝は韓国。他の競技でいろいろと一悶着あった件が伝わってきていますが、兵役免除のために死に物狂いで掛かってくるでしょう。
選手個々の実力も一筋縄ではいかない相手ですが、両名には頑張って金メダルを獲得して欲しいと思います。  
Posted by QED at 06:00Comments(0)サガン鳥栖

2023年10月05日

【#サガン鳥栖】(2023 第27 H 京都)ターニングポイントとなったレッドカード

たった一人の愚かな態度が勝負の明暗を分ける、サッカーの怖さが体現されたような試合でした。
アディショナルタイムの逆転劇で、京都相手に3-2の勝利!! ようやく長いトンネルを抜けました。

ターニングポイントは、やはり『アピアタウィア久』が中指を立てるポーズで一発レッドを喰らった事ですね。
京都『キジェ』監督がインタビューの第一声が出るまでに苦悶の表情のまま時間を要した事が、
如何に理解しがたい事象であった事を物語っているようでした。
普段は泣かされる傾向の強いVARですが、この試合は京都の3点目のハンド取り消しとこの件を見逃さなかった事が、
勝利に繋がったといっても過言ではないでしょう。(担当は『吉田哲郎』と『松本大』氏)

と同時に、サッカーにおいて主審が全てを見る事は不可能である、と。今回の『山下良美』主審は上手くレフェリングしていた、と思います。
若干パスコースの邪魔っぽい位置どりが目に付いた事、それと、アディショナルタイムが長いかな、と思ったくらい。
まぁ、おかげで逆転劇に繋がった訳ですが(苦笑) 

もうひとつ、ネット上で『アピアタウィア久』が何故このような行為に及んだのか?が憶測交じりに飛び交っていました。
鳥栖ベンチからファウルに対する文句を言われたから、だの、差別的発言を言われたから、だの、
審判の判定に対する不満があったから、だの・・・。 結局は本人から鳥栖への謝罪コメントがあった事から、
鳥栖側に向けたポーズであったと思いますが、真偽不明の情報が安易に広まっていくSNSの怖さを感じました。

仮に『アピアタウィア久』が自己保身のために、差別を受けたとか鳥栖側に否がある発言をしたのならば、
今度は鳥栖側が火消しに努めなければならない、大変な事態になっていたかもしれません。
映像で発言が残っていたらそれは当たり前ですが、それが無いのならば、無いものを証明する、正に『悪魔の証明』というもので・・・。

『アピアタウィア久』ですが、フィジカルを活かしてダイナミックなディフェンスをする良い選手だと、敵ながら思っていました。
それだけに残念で軽率な行為だったとは思いますが、素直に否を認めて謝罪のコメントを出してくれたのは良かったと思います。
復帰する際にも色々と言われる事があると思いますが、挫けずに頑張って欲しいと思います。

さて、久方ぶりの勝利となった鳥栖ですが、このレッドカードが無くても勝っていたかというと・・・それは正直思えませんね(苦笑)
ただ、何よりも結果を欲していた時期だけに、最後まで諦めなかった選手達は絶賛していいと思います。

左サイドで脅威を与え続けた『横山』、中盤で安定をもたらした『藤田』、それと『島川』を入れた事で、
数的優位から『原田』と『ソッコ』がSBとして高い位置を取れるようになった事が結果的に逆転に繋がりました。
この試合の『川井』監督の采配は非常に良かったと思います。『田代』と『平瀬』を放出してCBをベンチに置かないチョイスをしてきましたが、
『島川』は本職CBでは無いかもしれませんが、やはりCBを一人は入れるべき、とも思った試合でした(苦笑)  
Posted by QED at 12:00Comments(0)サガン鳥栖