2020年04月30日
【サガン鳥栖】 期待できない佐賀新聞、期待したいあるライター
サガン鳥栖の2019年度決算について26日の発表以来、スポーツ紙を中心に続報が出ていますが、
地元佐賀新聞は何一つ報じていません。スポンサーだからといって、都合の悪い事は報じないように忖度しているのでしょうか?
以前から報道姿勢とその内容に対して非常につまらなく感じていました。
『ユン』監督解任時も深堀せずに、昨季『カレーラス』体制の連敗中にも批判は押さえ気味に、
『Cygames』社や『DHC』社が撤退する時も他報道よりも出遅れ、ましてや『竹原』社長の批判などもってのほか。
誰もが知っている事を後追いで記事にして、それも表面的になぞるだけだから実につまらない内容。
読者が本当に知りたいのは、例えば『ユン』監督解任時の記者会見時、社長は一体どこで何をしていたのか?
『カレーラス』氏のような愚将を誰がどういう経緯で連れてきたのか?
『Cygames』社の撤退理由とホリエモン氏のtwitterでの発言に因果関係はあるのか?
長年スポンサーを続けてきた『DHC』社が撤退した理由は? などなど・・・
一番近しい位置にいながら、結果だけを報じて理由や過程を報じていないから、毎度の事ながら底の浅い記事のように思います。
取材力の無さか・・・もしかして取材はしているが、忖度の末に記事にしていない可能性もありますが・・・
『ユン』監督解任の頃から『竹原』社長の方針にはサポーターの誰もが疑問を持ち続けていました。
その都度きちんと経緯を取材して、クラブの姿勢を正す姿勢を見せておけば社長の暴走を許す事も無かったかも。
よく『マスメディアは権力の監視役』と言われますが、同じ役割を地元紙に願うのは私の極端な押し付けなのかもしれませんが・・・。
あまり期待していない地元紙に対して、是非期待したいのが『木村元彦』氏というノンフィクション作家。
著書の「オシムの言葉」ではミズノスポーツライター賞を受賞した経歴を持つ方ですが、
個人的には同著書の「争うは本意ならねど」は『我那覇和樹』ドーピング捏造事件を取り扱ったもので、
一人のJリーガーの名誉を回復し、各Jクラブのドクター達の誇りを掛けた闘いを綴った名著だと思います。
もうひとつ、「社長・溝畑宏の天国と地獄~大分トリニータの15年~」という著書があります。
大分トリニータが発足し、栄光を掴み、そして凋落するに至るまでに関わった『溝畑宏』の破天荒な人生が綴られた本です。
第三者目線として面白い本なのですが、大分サポからは不評らしく・・・というのも、
盗人にも三分の理というか、クラブ誕生が氏の功績とも感じられる部分がありますので・・・。
経営を立て直すのにJリーグから巨額の融資、行政から多額の税金がつぎ込まれたのに、
『溝畑宏』本人は行政の要職に居座っている実状を考えれば仕方ないのかもしれませんが(苦笑)
一時はJ3まで落ちましたが、現在では戦力的には乏しくても優秀な『片野坂』監督のもと、
J1の舞台に戻ってきた事を考えれば地方のスモールクラブの在り方を示しているようにいます。
本が発行されたのは2010年。(現在は追記されたものが2017年に発行されています)
サガン鳥栖がまだJ2で奮闘していた頃ですが、あの頃は『松本育夫』氏がいて
規模的には今より全然小さくとも(赤帽の乱があったとはいえ)フロントを信じられた時代でした。
あれから10年が経ち、まさか大分の過ちが鳥栖に降りかかろうとは皮肉なものです。
どん底だったクラブを救った先人達の努力の賜物を、後から来た成り上がりが掻っ攫い、
暴走の果てに再び窮地に追い込んだ・・・そしてそれは現在進行形の話なんですが・・・。
そのように『竹原』社長を糾弾するのは簡単なんですが、本当に知りたいのは社長が明かさない背景なんですよね。
起こした数々の不祥事の多さに対して、あまりにも真実が闇につつまれているから、誰も信用しないし助けない。
『竹原』社長が落ちぶれるのは自業自得なんですが、巻き込まれる選手やスタッフ、サポーターにとってはたまったもんじゃない訳で・・・。
別に『木村』氏で無くともいいのですが・・・どこかのジャーナリストに真実を全て明らかにして欲しいと願わずにいられません。
地元佐賀新聞は何一つ報じていません。スポンサーだからといって、都合の悪い事は報じないように忖度しているのでしょうか?
以前から報道姿勢とその内容に対して非常につまらなく感じていました。
『ユン』監督解任時も深堀せずに、昨季『カレーラス』体制の連敗中にも批判は押さえ気味に、
『Cygames』社や『DHC』社が撤退する時も他報道よりも出遅れ、ましてや『竹原』社長の批判などもってのほか。
誰もが知っている事を後追いで記事にして、それも表面的になぞるだけだから実につまらない内容。
読者が本当に知りたいのは、例えば『ユン』監督解任時の記者会見時、社長は一体どこで何をしていたのか?
『カレーラス』氏のような愚将を誰がどういう経緯で連れてきたのか?
『Cygames』社の撤退理由とホリエモン氏のtwitterでの発言に因果関係はあるのか?
長年スポンサーを続けてきた『DHC』社が撤退した理由は? などなど・・・
一番近しい位置にいながら、結果だけを報じて理由や過程を報じていないから、毎度の事ながら底の浅い記事のように思います。
取材力の無さか・・・もしかして取材はしているが、忖度の末に記事にしていない可能性もありますが・・・
『ユン』監督解任の頃から『竹原』社長の方針にはサポーターの誰もが疑問を持ち続けていました。
その都度きちんと経緯を取材して、クラブの姿勢を正す姿勢を見せておけば社長の暴走を許す事も無かったかも。
よく『マスメディアは権力の監視役』と言われますが、同じ役割を地元紙に願うのは私の極端な押し付けなのかもしれませんが・・・。
あまり期待していない地元紙に対して、是非期待したいのが『木村元彦』氏というノンフィクション作家。
著書の「オシムの言葉」ではミズノスポーツライター賞を受賞した経歴を持つ方ですが、
個人的には同著書の「争うは本意ならねど」は『我那覇和樹』ドーピング捏造事件を取り扱ったもので、
一人のJリーガーの名誉を回復し、各Jクラブのドクター達の誇りを掛けた闘いを綴った名著だと思います。
もうひとつ、「社長・溝畑宏の天国と地獄~大分トリニータの15年~」という著書があります。
大分トリニータが発足し、栄光を掴み、そして凋落するに至るまでに関わった『溝畑宏』の破天荒な人生が綴られた本です。
第三者目線として面白い本なのですが、大分サポからは不評らしく・・・というのも、
盗人にも三分の理というか、クラブ誕生が氏の功績とも感じられる部分がありますので・・・。
経営を立て直すのにJリーグから巨額の融資、行政から多額の税金がつぎ込まれたのに、
『溝畑宏』本人は行政の要職に居座っている実状を考えれば仕方ないのかもしれませんが(苦笑)
一時はJ3まで落ちましたが、現在では戦力的には乏しくても優秀な『片野坂』監督のもと、
J1の舞台に戻ってきた事を考えれば地方のスモールクラブの在り方を示しているようにいます。
本が発行されたのは2010年。(現在は追記されたものが2017年に発行されています)
サガン鳥栖がまだJ2で奮闘していた頃ですが、あの頃は『松本育夫』氏がいて
規模的には今より全然小さくとも(赤帽の乱があったとはいえ)フロントを信じられた時代でした。
あれから10年が経ち、まさか大分の過ちが鳥栖に降りかかろうとは皮肉なものです。
どん底だったクラブを救った先人達の努力の賜物を、後から来た成り上がりが掻っ攫い、
暴走の果てに再び窮地に追い込んだ・・・そしてそれは現在進行形の話なんですが・・・。
そのように『竹原』社長を糾弾するのは簡単なんですが、本当に知りたいのは社長が明かさない背景なんですよね。
起こした数々の不祥事の多さに対して、あまりにも真実が闇につつまれているから、誰も信用しないし助けない。
『竹原』社長が落ちぶれるのは自業自得なんですが、巻き込まれる選手やスタッフ、サポーターにとってはたまったもんじゃない訳で・・・。
別に『木村』氏で無くともいいのですが・・・どこかのジャーナリストに真実を全て明らかにして欲しいと願わずにいられません。
2020年04月29日
【サガン鳥栖】『竹原』社長は選手・スタッフ達からも嫌われ始めているんじゃないだろうか?
4月26日(日)にサガン鳥栖の2019年度の決算について20億円もの巨額の損失が報告されて以来、
堰を切ったかのように様々な記事が報じられています。
26日(日) サガン鳥栖、20億円の赤字 増資と新スポンサーで乗り切りへ 【佐賀新聞】
26日(日) J1鳥栖大ピンチ、20億円赤字 竹原社長「存続へいかなる手段もとる」 【西日本スポーツ】
26日(日) 20億円赤字のJ1鳥栖 トーレスと“同時獲得”スポンサー3社が撤退 【西日本スポーツ】
26日(日) 鳥栖赤字20億円「天文学的数字。明日はあるのか」 【日刊スポーツ】
27日(月) 赤字の鳥栖、最悪チーム消滅かJ3以下降格の可能性 【日刊スポーツ】
①27日(月) 赤字20億円、鳥栖の陥った「負の連鎖」 クラファンと牛乳販売に活路か 【西日本スポーツ】
28日(火) 存続危機のJ1鳥栖、身売りや市民クラブ移行も視野 【日刊スポーツ】
③28日(火) 20億円赤字発表から一夜、事前説明なく選手に驚きの声 【スポーツ報知】
②29日(水) “経営難”鳥栖社長、本気!?…クラブ増収策で選手に提案「マンションをみんなで買わないか」 【スポニチアネックス】
①のコロナウイルスの影響で生乳消費が落ち込む中で、1本いくらの商品を何本売れば損失の穴埋めに繋がるのか?
これで資金繰りが改善するとサポーターに思わせる(誤魔化せる)事が出来るとでも本気で思っているのか?
②に至っては『スポンサーの撤退理由が優勝できなかったとして、現場への責任転嫁』とか
『スポンサーは決まっているが、コロナの影響で発表できない(但し、明言を避ける)』とか
挙句に『選手へマンションとか不動産投資を勧める』だとか、『竹原』社長の正気とも思えない発言が相次いでいます。
過去『トーレス』獲得を報じたスポーツ紙に対し、(サプライズ演出のためとはいえ)破談になった責任を押し付けた経緯があり、
それ以来記事にも悪意交じりで書かれている気がしないでもありませんが、それがタチの悪い冗談に全く聞こえないから非常に困る訳で・・・。
記事の出所が全選手、スタッフのウェブミーティングからであり、全くのデタラメでは無いのでしょう。
気になるのが、『竹原』社長は選手達からの求心力も無くなってきているんじゃないか、と思える点。
いや、求心力云々よりも不信感を持たれている・・・と言う方が適切な気がします。
何故なら②は選手・スタッフ向けのはずなのに、どうして内容が漏れ出ているのか?
内容も『竹原』社長の信用を更に貶めるものであり、信頼関係が出来ているならば選手達も簡単にはリークしないでしょう。
あるいは現状を憂いているからこそのリークなのかもしれませんが・・・。
過去の選手達の発言は社長に好意的なものばかりであり、サポーターからの信用は皆無であっても
選手達を守ろうとする姿勢を見せてきたからだと思っていましたが、③のようにとうとう社長は現場にも秘匿し始めました。
社長が放つ「大丈夫」ほど信用できぬ言葉は無く、不安が不信への変わるもの当然の状況です。
報じているのがスポニチだけ。記者と選手・スタッフの間でどんなやり取り(取材)があったのかは不明ですが、
『竹原』社長に対する現場の不安感、そして不信感を伝えるには十分すぎる内容、ある意味で良記事のように思います。
そして・・・地元紙である『佐賀新聞』の情けなさも感じています。次回はその辺も書こうかと・・・。
堰を切ったかのように様々な記事が報じられています。
26日(日) サガン鳥栖、20億円の赤字 増資と新スポンサーで乗り切りへ 【佐賀新聞】
26日(日) J1鳥栖大ピンチ、20億円赤字 竹原社長「存続へいかなる手段もとる」 【西日本スポーツ】
26日(日) 20億円赤字のJ1鳥栖 トーレスと“同時獲得”スポンサー3社が撤退 【西日本スポーツ】
26日(日) 鳥栖赤字20億円「天文学的数字。明日はあるのか」 【日刊スポーツ】
27日(月) 赤字の鳥栖、最悪チーム消滅かJ3以下降格の可能性 【日刊スポーツ】
①27日(月) 赤字20億円、鳥栖の陥った「負の連鎖」 クラファンと牛乳販売に活路か 【西日本スポーツ】
28日(火) 存続危機のJ1鳥栖、身売りや市民クラブ移行も視野 【日刊スポーツ】
③28日(火) 20億円赤字発表から一夜、事前説明なく選手に驚きの声 【スポーツ報知】
②29日(水) “経営難”鳥栖社長、本気!?…クラブ増収策で選手に提案「マンションをみんなで買わないか」 【スポニチアネックス】
①のコロナウイルスの影響で生乳消費が落ち込む中で、1本いくらの商品を何本売れば損失の穴埋めに繋がるのか?
これで資金繰りが改善するとサポーターに思わせる(誤魔化せる)事が出来るとでも本気で思っているのか?
②に至っては『スポンサーの撤退理由が優勝できなかったとして、現場への責任転嫁』とか
『スポンサーは決まっているが、コロナの影響で発表できない(但し、明言を避ける)』とか
挙句に『選手へマンションとか不動産投資を勧める』だとか、『竹原』社長の正気とも思えない発言が相次いでいます。
過去『トーレス』獲得を報じたスポーツ紙に対し、(サプライズ演出のためとはいえ)破談になった責任を押し付けた経緯があり、
それ以来記事にも悪意交じりで書かれている気がしないでもありませんが、それがタチの悪い冗談に全く聞こえないから非常に困る訳で・・・。
記事の出所が全選手、スタッフのウェブミーティングからであり、全くのデタラメでは無いのでしょう。
気になるのが、『竹原』社長は選手達からの求心力も無くなってきているんじゃないか、と思える点。
いや、求心力云々よりも不信感を持たれている・・・と言う方が適切な気がします。
何故なら②は選手・スタッフ向けのはずなのに、どうして内容が漏れ出ているのか?
内容も『竹原』社長の信用を更に貶めるものであり、信頼関係が出来ているならば選手達も簡単にはリークしないでしょう。
あるいは現状を憂いているからこそのリークなのかもしれませんが・・・。
過去の選手達の発言は社長に好意的なものばかりであり、サポーターからの信用は皆無であっても
選手達を守ろうとする姿勢を見せてきたからだと思っていましたが、③のようにとうとう社長は現場にも秘匿し始めました。
社長が放つ「大丈夫」ほど信用できぬ言葉は無く、不安が不信への変わるもの当然の状況です。
報じているのがスポニチだけ。記者と選手・スタッフの間でどんなやり取り(取材)があったのかは不明ですが、
『竹原』社長に対する現場の不安感、そして不信感を伝えるには十分すぎる内容、ある意味で良記事のように思います。
そして・・・地元紙である『佐賀新聞』の情けなさも感じています。次回はその辺も書こうかと・・・。
2020年04月26日
【サガン鳥栖】もはや『竹原』社長が辞める事でしか救いようが無い状況に・・・
サガン鳥栖の2019年度の決算が発表されましたが、20億円もの巨額の赤字を出しています。
目を引くのは23億円近くの広告料が8億円にまで減収となり、凡そ15億円もの大幅なマイナスとなっている点。
このマイナス分には『Cygames』社だけでなく『DHC』社が含まれているのかが気になるところです。

年度だから4月~3月期。2月末開幕だから『DHC』社の撤退分が2019年度分に含まれている可能性がありますが、
シーズン単位で考えた場合はその撤退分が2020年度になる反映される訳で、
厳しい結果となった広告料収入が今季(2020年度)は更に減る可能性があります。
・・・というか、『DHC』社に関係なく減収は間違いないでしょう。
コロナウイルスの感染拡大は止まる気配なく、あらゆる業種に影響を及ぼしています。
既に厳しい資金繰りを迫られている企業も多いはずで、約定通りのスポンサー料を果たして貰えるものでしょうか?
そもそも、試合が開催されていないのにクラブ側がスポンサー料を請求できるものでしょうか?
今季分を貰えたとしても、スポンサーを今後も継続してもらえるのでしょうか? 楽観視できる材料が見当たりません・・・。
一方で、入場料収入、物販収入は上がっており、サポーターの貢献度は上がっていると言えますね。
少額でもサポーター一人一人がクラブの収入を支えている現実がある訳で、
少なくとも馬鹿社長に成績不振の原因をなすり付けられたり、サポーターミーティングでオマエラ呼ばわりされたりする筋合いは無いはず。
ですが、社長こそが単価や立場でしか人を計れないような残念な人物な訳で・・・。
さて、ここからどう立て直すかですが・・・コロナウイルスの影響を鑑みてJリーグや行政からの支援は期待できそうにありません。
Jリーグは融資制度など支援策を検討していますが、全てのクラブが窮地に陥っている中では鳥栖だけ手厚くする訳にはいかないでしょう。
また、行政(佐賀県や鳥栖市など)も住民や事業者の厳しい窮状を見て、税金を注ぎ込むのに理解を得るのは極めて難しいと言えます。
税金を投入するのは過去に行われている訳で尚更ですね。行政は出来るのはスポンサーを紹介する事ぐらい。
ですが、ここでもコロナウイルスの影響で業績悪化が危惧される訳で、簡単にはいかないでしょう。
ただ、ここまではどのクラブとも同じような条件。最終的な判断はそのクラブをスポンサードする価値があるかどうかですが、
サガン鳥栖の『竹原』社長が世間的な評価でも信じるに値しない人間だと広く知れ渡っている点で、大きなビハインドを背負っています。
余談ですが、『竹原』社長の息子が代表を務める佐賀バルーナーズがB2リーグに昇格しましたが、
サガン鳥栖と資産をごちゃ混ぜにしないようにチェアマンに念押しされる始末でした。(苦笑)
世間の関心度が上がっておらず、誰も話題にすらしません。サガン鳥栖の昇格時と違って歓迎する雰囲気が驚くほど無く・・・。
もはや『竹原』社長が退くしか好転させる方法が無いように思います。
この景況下では簡単に好転するとは思いませんが、退任して世間のクラブに対するイメージを覆さなければその糸口さえ見えません。
クラブに多額の私財をつぎ込んでいる以上、簡単には退かないとは思いますが・・・
株券が紙屑となってでも経営権を手放す事を表明しなければ、誰も支援をしようとは思わないでしょう。
今の鳥栖はそれくらい末期的な状況で間違いないハズ。
最悪のパターンは社長が自暴自棄となって、経営権を手放すくらいならクラブが潰れるのも、成績がどうなろうと厭わない事。
あの社長にも一抹の良心が残っている事を願わずにはいられないのですが・・・。
目を引くのは23億円近くの広告料が8億円にまで減収となり、凡そ15億円もの大幅なマイナスとなっている点。
このマイナス分には『Cygames』社だけでなく『DHC』社が含まれているのかが気になるところです。

年度だから4月~3月期。2月末開幕だから『DHC』社の撤退分が2019年度分に含まれている可能性がありますが、
シーズン単位で考えた場合はその撤退分が2020年度になる反映される訳で、
厳しい結果となった広告料収入が今季(2020年度)は更に減る可能性があります。
・・・というか、『DHC』社に関係なく減収は間違いないでしょう。
コロナウイルスの感染拡大は止まる気配なく、あらゆる業種に影響を及ぼしています。
既に厳しい資金繰りを迫られている企業も多いはずで、約定通りのスポンサー料を果たして貰えるものでしょうか?
そもそも、試合が開催されていないのにクラブ側がスポンサー料を請求できるものでしょうか?
今季分を貰えたとしても、スポンサーを今後も継続してもらえるのでしょうか? 楽観視できる材料が見当たりません・・・。
一方で、入場料収入、物販収入は上がっており、サポーターの貢献度は上がっていると言えますね。
少額でもサポーター一人一人がクラブの収入を支えている現実がある訳で、
少なくとも馬鹿社長に成績不振の原因をなすり付けられたり、サポーターミーティングでオマエラ呼ばわりされたりする筋合いは無いはず。
ですが、社長こそが単価や立場でしか人を計れないような残念な人物な訳で・・・。
さて、ここからどう立て直すかですが・・・コロナウイルスの影響を鑑みてJリーグや行政からの支援は期待できそうにありません。
Jリーグは融資制度など支援策を検討していますが、全てのクラブが窮地に陥っている中では鳥栖だけ手厚くする訳にはいかないでしょう。
また、行政(佐賀県や鳥栖市など)も住民や事業者の厳しい窮状を見て、税金を注ぎ込むのに理解を得るのは極めて難しいと言えます。
税金を投入するのは過去に行われている訳で尚更ですね。行政は出来るのはスポンサーを紹介する事ぐらい。
ですが、ここでもコロナウイルスの影響で業績悪化が危惧される訳で、簡単にはいかないでしょう。
ただ、ここまではどのクラブとも同じような条件。最終的な判断はそのクラブをスポンサードする価値があるかどうかですが、
サガン鳥栖の『竹原』社長が世間的な評価でも信じるに値しない人間だと広く知れ渡っている点で、大きなビハインドを背負っています。
余談ですが、『竹原』社長の息子が代表を務める佐賀バルーナーズがB2リーグに昇格しましたが、
サガン鳥栖と資産をごちゃ混ぜにしないようにチェアマンに念押しされる始末でした。(苦笑)
世間の関心度が上がっておらず、誰も話題にすらしません。サガン鳥栖の昇格時と違って歓迎する雰囲気が驚くほど無く・・・。
もはや『竹原』社長が退くしか好転させる方法が無いように思います。
この景況下では簡単に好転するとは思いませんが、退任して世間のクラブに対するイメージを覆さなければその糸口さえ見えません。
クラブに多額の私財をつぎ込んでいる以上、簡単には退かないとは思いますが・・・
株券が紙屑となってでも経営権を手放す事を表明しなければ、誰も支援をしようとは思わないでしょう。
今の鳥栖はそれくらい末期的な状況で間違いないハズ。
最悪のパターンは社長が自暴自棄となって、経営権を手放すくらいならクラブが潰れるのも、成績がどうなろうと厭わない事。
あの社長にも一抹の良心が残っている事を願わずにはいられないのですが・・・。