2022年08月30日

【#サガン鳥栖】アビスパ福岡はJ2に降格して二度と昇格して欲しくない

ウルトラオブリなる集団はとっとと解散してしまえばいいのに・・・

以前に↑で述べましたが、、アビスパ福岡のサポーター集団「ウルトラオブリ」なる集団を忌み嫌っています。もっとも問題行動ばかり起こしてはクラブに迷惑しか掛けていないので、そもそもサポーターと呼んでいいものかという疑問もありますが・・・。

先の九州ダービーでは勝敗もさることながら、その集団が問題行動を起こさないかにも気を揉んでいました。当日はバックスタンドから見ていた訳ですが、目に付いたのが『アウェイチームの幕を事前審査するより、横断幕への想いを汲み取って。by正直田舎者』の横断幕が正面スタンドのアウェー寄りに掲げられていました。意味がまったくわからず、一瞬またウルトラオブリが挑発か何かしでかしたかと思っていました(苦笑)

後でtwitterにて判明したのが、鳥栖の応援団体のノルドがある試合(アウェーの福岡戦だろうと推測されますが・・・)にて、『正直田舎者』横断幕を掲げる事を拒否された事に関する反論の意味だとか。応援団体にはリスペクトの気持ちを持っていますが、ハッキリ言ってセンスが無いな、と思わざるを得ません。仮にA福岡戦ならば4月1日開催ですが、その頃の出来事を今になって蒸し返すのか?抗議するならば、アビスパ福岡のクラブ運営側であって、この場で掲げて誰に対して再考を求めているのか?そもそもtwitterを見なければ意味が通じないような言葉を何故選ぶのか?

個人的には『正直田舎者』横断幕は自虐の洒落で「まぁ、いいんじゃないの」レベルの肯定派。しかし、言論弾圧された訳じゃあるまいし、アウェーがトラブル防止のために掲出不可と判断するならば、それに従うべき。納得いかないのであるならば相手側に対して舞台裏で説得すべき。今回の件は、完全にTPOを間違っているとしか思えません。

ノルドなる団体は以前(2021年7月)も『全ての膿を出し切り、新しい道を歩もう』というという横断幕を出しましたが、結局のところ、当時の『金明輝』前監督のパワハラなのか、『竹原』前社長の経営姿勢なのか、真偽は不明なまま。繰り返しますが、団体に一定のリスペクトを持ってはいますが、さも裏の事情を知っているかのように振る舞い、意味不明のリドルを投げかけてスタジアム内の雰囲気に違和感をもたらす姿勢はサポーターを引っ張る団体として正直どうかと思わざるを得ません。

さて、この件がウルトラオブリと関係ないと判明して、試合はドローという結果でしたが、事件も無くて良かったな~、と思いながら帰りましたが・・・昨日になってアビスパ福岡側からのリリースで、適切ではない事象があったとかどうとか。鳥栖の選手が乗るバスを囲んだとか、コロナ禍+深夜なのに大声出して騒いだとか。

もうね、馬鹿の集まりかと。ただでさえ、自分達が問題行動ばかり起こす集団と見られているのに、リクエストに応えるかのように問題を起こす。小学生さえ怒られたら反省するのに、何度言っても繰り返すのは猿未満の集まりと言わざるを得ません。わざわざ鳥栖に来て、嫌がらせをして自己満足で帰る、性根の腐った連中です。クラブ(アビスパ福岡)も厳重注意だけで済ますから、一向に改める気配すらなく、むしろ増長する。大勢の善良な福岡サポーターが同一視されて迷惑を被っている事実に見向きもしない。

今年、浦和のサポーターが度々問題行動を起こす様を見てどこかで見た言葉が、社会的に度々迷惑行動を起こす『撮り鉄』に似ているという言葉。愛している電車の写真を綺麗に撮りたいがために周囲に迷惑をかけても構わない。邪魔だと思う存在は駅員だろうが乗客だろうが攻撃し、他人の敷地や線路内に無断で押し入り、勝手に物を壊す。多くの電車ファンに迷惑を掛けている事を自覚しないまま(あるいは自覚していても)自分の理屈で正当化し、理解しないものを攻撃する。・・・なるほど、撮り鉄とウルトラオブリは全く同じ知能レベルですね。

試合に関係なくとも不快感しか残さないゴキブリのような存在。幾ら言っても反省せずに繰り返し、クラブも自浄作用が働かないのであれば、関わらないのが最善の方法。ならばアビスパ福岡にはJ2に降格して二度と昇格して欲しくないと思っています。もっとも鳥栖以外のクラブにも喧嘩を売っては顰蹙を買ってますので、J2にいる、特に九州のクラブにも迷惑な話なのかもしれませんが・・・(苦笑)

悪い話は続くもので、福岡所属の『柳貴博』が飲酒運転で契約解除に。(この件は改めて語ります)勝ち点28で12位に付けていますが、自動降格圏とは4差、プレーオフまで3差という危険水域。自分達で疫病神を呼び込むような事を仕出かす中で31日(水)の16位G大阪との試合は天王山となりますが・・・果たしてどうなるか?  
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2022年08月28日

#サガン鳥栖 【2022年 第27節 H 福岡】 『宮代』の鮮やかなスルーパス

福岡との九州ダービーは前半のうちに1点ずつ取り合って1-1のドローという結果に・・・。チャンスの数は鳥栖の方が多かったように思いますが今ひとつ精度を欠き、少ないチャンスを仕留めた福岡、特に要警戒だった『クルークス』にやられちゃいました。(それにしても福岡の『クルークス』を除く外国人選手の素行の悪さは何とかならんものか)

先制の場面について、『本田』の股抜きシュートはGKの穴をよく見ていたと思いましたが、お膳立てした『宮代』のスルーパスも見事。やはり周りを使えるFWですね。『川崎』が保有権を持っているのでその意向に左右されますが、『垣田』と並んで来季の去就が気になるところです。

その他に良かったのは『岩崎』で、痛めて後半途中で交代となりましたが、前半の左サイドはほぼ制圧していたように思います。失点のシーンは悔やまれますが、『ソッコ』と『ジエゴ』のCBコンビも強力FWを相手によく抑えていました。『ソッコ』はボールを持ったら自分で相手を剥がしてドリブルで持ち上がっていました。自信があるのでしょうが、奪われたら一転大ピンチだけにちょっとヒヤヒヤ・・・。攻撃に絡んでいた右SB『原田』も良かったと思います。一方で、パッとしなかったのは『西川』。右サイドは合わないのか、突破するシーンは無し。周りを上手く使っていたとは思いますが・・・。

今季2戦して2引き分けですが、スッキリせず勝利が欲しかったと思うのは、やはりダービーが特別だからでしょう。来季こそ勝利を望みます。・・・福岡が残留すれば、ですけどね。  
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2022年08月25日

【#サガン鳥栖】『ジョアン・オマリ』の契約解除について

『ジョアン・オマリ』がクラブと双方合意の上で契約解除となりました。個人的にも好きな選手だっただけに非常に残念です・・・。

2018年は途中加入ながらJ1残留に大いに貢献してくれました。闘志あふれるプレーが魅力で、左足から繰り出すフィードも正確、攻撃面でも活性化を促しました。2度目の加入となった今季は『エドゥアルド』の突然の移籍がきっかけ。同じレフティとして実績があるCBとして白羽の矢を立てたのだと思います。しかし、DFがハイラインを取る今の鳥栖のスタイルに合わず、一方で『ジエゴ』が攻撃スタイルにマッチし、昨季ベンチだった『田代』が主力に成長する嬉しい誤算がありました。結果、契約解除となった事は残念極まりないのですが、リスク回避の意味からも獲得は無意味ではなかったし、出場した時は相変わらずの気迫を見せてくれました。何よりもリクエストに応じてくれた事に粋に思います。

契約解除という事は、『オマリ』にとっては移籍金が発生しないために次の移籍先が見つけやすく、クラブにとっては違約金を払わずにサラリーの削減にも繋がるという事でしょう。レバノン代表ながら既に34歳。欧州マーケットがまだ開いている今なら良い移籍先が見つかる可能性があり、そうあって欲しいと願わずにいられません。今もJ1に居続けているのは間違いなく『オマリ』がいたおかげ。深い感謝と共に、今後の活躍を期待しています。  
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2022年08月21日

#サガン鳥栖 【2022年 第26節 A 札幌】 戦局を一変させた『垣田』の投入

今季は先制すると負けなしの一方で、先制されると勝利の無いサガン鳥栖。前半に先制を許したものの、後半に一気に攻勢に出て2-1の鮮やかな逆転勝利となりました。ひとつのジンクスを破ったので、次は連勝の無いジンクスを破って欲しいものです。何よりも次の対戦相手が因縁のアビスパ福岡ですからね。



契約上の問題で『岩崎』が出場できずに『藤田』をスタメンに起用しましたが、全体的にビルドアップに苦戦しており途中で引っ掛かってはカウンターを喰らう始末。後半に『垣田』を入れたところ、ロングボールや裏を取る選択肢が増えて主導権を握る展開に。『垣田』は得点は無かったものの、相手に脅威を与え続けて試合の流れを大きく変えた抜群の存在感でした。一方で札幌の『ミシャ』監督も新加入の『ミム・ゴンヒ』を入れて主導権を取り戻そうとします。まだ後半の序盤に、リードしている状況にも関わらずカードを切る選択肢をした『ミシャ』監督。指揮官の試合の流れの読み合いも面白かったと思います。

この試合は合計30本のシュートが飛び交う撃ち合いになりましたが、スコア自体は2-1。鳥栖の『パギ』、札幌の『菅野』の両GKのビッグセーブが相次いだおかげで、見所十分な上に引き締まった試合になりました。『菅野』はもう38歳にもなりますが、全く衰えを感じさせないプレーに相手ながらリスペクトの念を抱きます。(ちなみに2004年の鳥栖戦でこの選手からゴールを奪われていますw)

2得点はいずれも『福田』のクロスからなので彼がMOMと言えるでしょうかね。同時に1点目の『ソッコ』のヘディングの飛距離、2点目の『ジエゴ』の滞空時間と打点の高さ。DFとしての身体能力の高さを示した凄みのあるゴールでした。特に『ジエゴ』はDFながら攻撃参加が大好きで、SB的な動きよりも更にゴール近くに動こうとするから相手DFは読みにくいでしょうね。これまでの味方指揮官はそういった点が逆に扱いづらく思った部分もあったでしょうが、鳥栖に来て『川井』監督が指向する攻撃的なサッカーとベストマッチしているように思います。オフに引き抜きに掛かるクラブもありそうですが、よくよく自チームに合う選手か検討した方がいい・・・と、ひと言牽制しときます(苦笑)

先週登録リストに無かったので見送りかな?と思ってた『パク・ゴヌ』が早速登場。(移籍期間と登録機関は別物なんですかね?)出場時間も短く、2プレーしかなかったので、判断は難しいですが、身体は強そうでボールをゴリゴリと運ぶタイプな印象。『長沼』に代えて『堀米』を投入する傾向がありましたが、守備強度が下がる印象がありました。『原田』は右SBのまま、『ゴヌ』をもうひとつ前で使う事で、推進力を保ったまま守備強度が高まりそう。初見ですが、面白そうな選手が入ってきました。

さて、改めて言いますが次節は九州ダービー、アビスパ福岡戦。相手が危険水域で漂うだけに、意地と狂気がぶつかり合う一戦となる気がしますが、累積警告で『小泉』を欠くのが痛すぎますね。ボランチの組み合わせにも注目が集まりますが、おそらく『福田』は基本となるでしょう。では相方は・・・『藤田』か、『森谷』か、あるいは新加入の『手塚』か?ひょっとして注目が集まるようになった『福井』の可能性も0じゃないような気もします。  
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2022年08月20日

【#サガン鳥栖】レンタル4人組の来季の去就はどうなるか?出場機会を考えるなら鳥栖だけど・・・

今年はW杯イヤーの関係で、最終節が11月5日となる超・過密日程。(・・・なんとなく毎年過密日程って言ってる気がしますw)加えて、新型コロナウイルスや天候の影響による日程変更もあれば、降格の危険水域にある福岡と神戸が、それぞれカップ戦とACLを勝ち残っちゃたりして、余計に負担が増しているという・・・。まぁ、勝ち残りは良い事なんですけどね。ACLの『飯野』の活躍を見て、本当に惜しい人物を手放したものです。世界に通じるかもしれない将来性を秘めたスピードとスタミナ。あぁ、借金が憎い・・・というより、負債を生み出した『竹原』前社長が憎たらしい・・・。

話を戻すと、8月下旬となり既にJリーグは終盤戦の雰囲気。現在勝ち点33で9位のサガン鳥栖の立場を考えれば、1試合消化が少ない状況で16位と勝ち点差9。残り試合=逆転可能な勝ち点差という理想論的なものから計算すれば、確実ではないですが安全圏にいると言えます。一方で上位追撃を考えるとACL圏内の4位まで勝ち点差8。不可能ではないでしょうが、他力本願のうえ、正直ACL出場を負担できる程の戦力が整っていないところなので、今季は残留で御の字かと。目の前の試合、ひとつひとつ全力で闘い、一つでも多く勝ち星を積み重ねたいですね。

降格圏及びその付近にあるチームは来季どころの話ではないでしょうが、主力が次々に抜かれ降格候補だった(他サポの)当初の期待値を考えれば『川井』監督をはじめ選手達は本当によくやっていると思います。負債を完済し、来季こそ更なる上位を目指して欲しいところです。そのためには今季のような引き抜かれを防ぎたいところですが、今季の編成の問題としてレンタルの選手が多く、しかも主力扱いである事。具体的に『垣田』、『宮代』、『岩崎』、『西川』の4名な訳ですが・・・。

まず『垣田』は今季6得点。強靭なフィジカルと守備を怠らない献身的なFWですが、得点部分に関してはゴール前まで周りがお膳立てしてからが勝負。『豊田』に似たタイプの印象。契約が残っている場合は保有権を持つ鹿島次第。鹿島のFW陣容は『上田』が抜けましたが、『鈴木優磨』を軸に新加入の『エレケ』がフィットするか、というところ。監督も『岩政』監督に変わっており、1トップか2トップかにも寄りますが、ハードルは高そうな気がします。父が元鹿島の選手だけに愛着もあるでしょうが、25歳の割にレンタルが多すぎる気がするので一クラブに腰を据えて勝負すべき時では?

次に『宮代』は今季4得点。開幕から出遅れたものの、最近ではスタメンを奪取。周りの選手の使い方の巧さ、シュート技術の高さが感じられる気の利くFW。所属元の川崎でも期待されていたのでしょうが、川崎はFWの層が厚いので他の若手も中々試合に出られない様子。『垣田』と同じくポテンシャルは間違いなくあるのですが、22歳で伸び盛りなのに戻っても出番が無ければ勿体ない限り。せっかく鳥栖で掴んだ主力の座ですので、来季も鳥栖で勝負してみては?

『垣田』『宮代』の両FWにとって鳥栖の方が良い理由の一つに、外国人FWの当たる確率が低いという事ですね。まぁ、お金が無いので仕方ないのですが(苦笑)サポーターにとってはたまには大当たりを引きたいところですが(切実)

『岩崎』は札幌からは通算1年半のレンタル期間となるため、契約が残っているのなら買取を打診されそうですね。札幌に残っても、クラブも使いこなせない、本人も活躍出来ないという最悪の状況になりそう。鳥栖ならば監督、本人の双方が望む形で収まると思います。が、代表に選出されて箔が付いたおかげで、札幌がビジネスとして考え出した場合にどうなるかな?

『西川』は怪我で出遅れ、ようやく復帰するもベンチスタートが続いています。スタメンでどれ程の活躍が見込めるか、見てみたいものですが・・・。プロ入りから通算の出場試合数が少な過ぎますね。結果よりも先に安定した出場機会が必要でしょうが、所属元のC大阪が『乾』が抜けても好調を維持するほどの攻撃陣だけに戻っても出番がなさそうですし、来季も鳥栖の方がいいかも。話題に上がっていませんが、実はまだ20歳でパリ五輪にも間に合う年齢。『林大地』の前例がある鳥栖で、ポテンシャルを駆け込みで発揮するか?

・・・とまぁ、4名とも出場機会が見込める鳥栖に残った方が良いように思います。お金が無い鳥栖に貸し出しても所謂『借りパク』される心配がないから所属元も貸し出したのでしょうが、残念ながら昔から鳥栖は借りパクが得意でしてw 財務健全化の目途が立ち、Cygamesマネーが加わった事で4人の去就は果たして・・・。  
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2022年08月19日

【#サガン鳥栖】『福井太智』のバイエルン・ミュンヘン移籍(予定)について

来季トップチームに昇格する事が決まっている『福井太智』がバイエルン・ミュンヘンへ完全移籍!!(予定)ドイツを代表するビッグクラブ・・・とはいえ、そのセカンドチーム(4部)からスタートなのですが、世界有数の名門クラブから声が掛かった事が凄いと思います。

サポーターとしては1年もトップチームに所属せずに移籍する事が残念(トップ昇格→即移籍の事例が特殊でしょうが・苦笑)ではありますが、次にチャンスが来たとしてそれが今回のようなビッグクラブからのオファーとも限りません。本人が望んでおり、そして選手を育てたサガン鳥栖というクラブが快く送り出すつもりならば、サポーターはただただ活躍を願って応援するのみ、ですね。

問題は成功するか否かですが・・・チラホラ見かけたのが「G大阪の『宇佐美』でさえ失敗したクラブだから・・・」という意見。かつてはユースの頃から天才と称され、日本の期待を背負った選手でした。確かに技術的には天才的なものがありましたが、メンタル面の問題か、満足な出番を得る事無くバイエルン移籍は失敗に終わりました。現在ではG大阪というクラブ内の期待に留まっており、今年はW杯イヤーにも関わらず負傷で長期離脱を余儀なくされ、代表選出は恐らく絶望的でしょう。

ただ、その頃と現在では考え方にも大きな開きがあるようで、Jリーグを経験せずに海を渡る事も珍しくありません。『福井』よりももっと早い年齢時に『久保建英』(バルサ)や『中井卓大』(レアル)はそれぞれのカンテラ(下部組織)に所属しています。世界のサッカーを経験するために、才能と勇気、そして目の前にチャンスがあれば果敢に挑戦するのが主流。成長の速度は違いますが、若ければ若いほど伸びるのも確か。18歳での挑戦が早すぎるという事は決してなく、もはや10代前半がスタンダード。欧州サッカー界は世界中から原石を探しています。

失敗しても・・・例えば、かつて鳥栖に所属していた『鎌田大地』。フランクフルトの移籍したもの当初はパッとしませんでしたが、レンタル移籍したシントトロイデンでの活躍が認められ、再び復帰。今ではフランクフルトの攻撃の核であり、ビッグマッチでの勝負強さも備えています。『鎌田』と言えば、調子の振り幅が大きいため代表確定とは言えませんが、攻撃は選手任せとの悪評が流れる『森保』監督。スペインとドイツが入る死のグループで、ドイツと対戦するならば尚更選出しないといけないと思いますがどうでしょう?ちょっと話が脇に逸れましたが、言いたいのは、失敗してもやり直すチャンスがあり、次の場所でアピールに成功すれば新しい道が切り開かれる、という事。ドイツの距離間はわかりませんが、同じドイツ国内に同じサガン鳥栖出身の選手がいるのも『福井』に取っては心強いかもしれませんね。

この移籍が及ぼす影響について、サガン鳥栖はどうでしょうか。展開力に優れたボランチとして似たタイプといえば新加入の『手塚』であり、経験の差で現状は上回るでしょう。もちろん、ノビシロで今後『福井』が上回る可能性がありますが、同タイプがいるので完全移籍しても憂いは少なくて安心です。『福井』のプレーは見たことありますが、センスはあっても身体の小ささは補いようのないネック。自分より一回り大きい選手ばかりが集うだけに、本場で揉まれてしっかりと鍛えて欲しいと思います。

また、どの程度かは分かりませんが、一旦契約を結んだだけに移籍金は発生しているハズ。移籍先がメガクラブだけに億がつく金額がいいな~、とw。財務改善に繋がっていればクラブにとっても孝行息子ですね。

実績を重ねるU15(ジュニアユース)とU18(ユース)ですが、全国大会での成績だけでなく、トップまで一貫した戦術と排出するユース出身の選手の多さ、加えて、『二田』『福井』など海外挑戦にも積極的な支援を行っている姿をみたら、更に多くの逸材が全国から集まってきそうな予感がします。忘れてはならないのがCygamesの巨額支援。7億円もの金額でしょうから、グラウンドや寮など主にハード面での拡充に使われるでしょう。これもまた大きなプラスですね。

何となくサガン鳥栖ユースの最高傑作は?の問いに対して、個人的にはまだ「いない」んじゃないかと。もちろん、『田川』や『中野』、『樋口』、そして今回の『福井』なんかの名前も挙がってくるでしょうが、これだけ充実するユース世代から先人達を超えてくる超逸材が現れそうな気がします。そんな大きな期待を込めて、の意味で・・・。  
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2022年08月15日

#サガン鳥栖 【2022年 第25節 H 名古屋】 『健太』ダービーはスコアレス・・・

名古屋を相手に0-0のスコアレスドローだった訳ですが、相手が無人のゴールを外してくれたり、審判の鳥栖有利な微妙な判定にも助けられ、なんとなくモヤッとした試合結果となりました。拾った勝ち点1と言えますが、残留を確実にすべく少しずつ勝ち点を重ねていると思えばOKでしょう。

名古屋の『長谷川』監督の指向はカウンター型。清水の監督だった時分のインタビューで、守備に関して「幾らクロスを上げられても中を固めていればいい」と語っていました。名古屋には『マテウス』や代表の『相馬』がいて、更に夏の移籍市場では『永井』も加入。一層強力となった前線の分、更に守備にウェイトを置けるようになった印象です。

対する鳥栖の攻撃は、バイタルエリアを固められるとやはり攻めあぐねますね。『川井』監督が指向するボールを保持するスタイルは魅力的ではありますが、『ミョンヒ』前監督時代から続く課題ですね。打ち破るには強力な個の力か・・・ジョーカーになり得るとすれば『西川』かな。もう少し長い時間見たかったと思うと同時に、どの程度のスタミナかはわかりませんが先発で使ってもいいように思います。先制すれば無敗の鳥栖だけに。

両極端なサッカースタイルだけでなく、資金潤沢な名古屋と財務改善途中の鳥栖というのも相反しますね。毎年移籍劇があり、『吉田』『森下』『金崎』『仙頭』『酒井』が所属しています。もちろん、鳥栖にとっては移籍金獲得やサラリー軽減に繋がったでしょうが、そろそろ歯止めを掛けたいところ。鳥栖は来季にようやくゼロ地点から始められそうですが、優秀な強化部が唸るような一手を出してくれるのを期待します。


【オマケ】それにしても『中払』氏の解説はどうにかならないものでしょうか・・・。言葉の端々に鳥栖憎しが感じられるような気がしてなりません。以前は『コバテル』だって務めていたし、今だったら『早坂』もいます。何の利権があっての事か不明ですが、元アビスパの選手が鳥栖の解説を務める不可解さ。全く支持されていない事が本人にも伝わるといいのですが・・・。  
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2022年08月14日

【#サガン鳥栖】 Cygames社の再支援は、やはりホリエモンtwitterが真実だと示しているのでは?

㈱Cygamesが佐賀県の企業版ふるさと納税制度を利用して今年度5億円、来年度2億円の超大型寄付金を実施する事が報じられました。加えて、アカデミー(ユース)ユニフォームのパンツスポンサーにも協賛決定の朗報!! Cygames社と言えば2015年途中から3年半に亘って破格の支援を受けてきた訳ですが、残念ながら2019年度からはスポンサーを離脱。 この時に様々な情報が憶測交じりに流れたものです。

それら情報を整理した結果、持論・・・という程のものでは無いですが、私的な考えを過去のエントリーで述べました。Cygames社が見捨てなかった喜びと共に、過ちを繰り返さないため・・・というか、『竹原』社長トップの暴走に過ぎないのですが、今回はそのまとめです。ひと言でいえば、やはり『ホリエモン』氏の2018年9月29日のtwitterが真実であり、全て『竹原』社長の暴走に起因するのではないか、という事。
 『たぶん町田の件は関係ないはず。そもそもスポンサーだから規定には抵触しない』
 『おそらく真相は鳥栖の社長が大口スポンサーに断りもなく高額年俸の選手とったり、
  息子を社長にしてバスケットボールチーム作ったりした挙句、さらに高額のスポンサー要求をしたことによると思われ』

だからこそ、財政健全化に目途が立ち、前社長の影響力が失われた、また、ユースが全国屈指の強豪に育ち、佐賀県で国体が開催されるこのタイミングで、巨額の寄付やスポンサードに名乗りを上げたんじゃないかと思います。

『竹原』社長については以下のエントリーの他でも大なり小なり語っていますが、全て報道や伝聞から憶測する感想に過ぎません。仮に本人がこのブログを見ていて、もし真実と違う部分があれば、是非ご連絡をお願いしたいところです。本当に本人から連絡来たら凄い事ですが(苦笑)ただ、氏はあまりにもブラックボックスが多すぎる(他にも『ユン』監督解任や『DJ YUYA』氏の一時更迭、佐賀市副市長との癒着などなど)ので、併せて納得いく説明もして貰いたいとも思います。人の口に戸は立てられぬ、と言いますが、本人が語らずとも、噂じゃなくて誰かが真実を知っているハズなんですが・・・情報求ム。

 2019年02月24日 『Cygames(サイゲームス)』のこと、そして『竹原』社長の疑惑の始まり

 2019年03月09日 『ホリエモン』発言から透けて見える『竹原』社長の勘違い

 2019年04月14日 バルーナーズに纏わる『竹原』社長のドス黒い疑惑

 2019年04月14日 『竹原』社長のサポーターへの暴言

 2019年04月20日 松本育夫さんに申し訳ない・・・

 2019年04月24日 議事録同様の『竹原』社長の薄っぺらな人間性

 2020年02月02日 【サガン鳥栖】『竹原』社長がいる限り、DHC社が撤退しても仕方ないよね、と思う現実

 2020年03月20日 【サガン鳥栖】『竹原』社長は佐賀県の経済界で相当嫌われているらしい・・・

 2020年03月21日 【サガン鳥栖】アンサーエントリー:人の本性を見抜くのは難しい・・・という話

 2020年04月26日 【サガン鳥栖】もはや『竹原』社長が辞める事でしか救いようが無い状況に・・・

 2020年04月29日 【サガン鳥栖】『竹原』社長は選手・スタッフ達からも嫌われ始めているんじゃないだろうか?

 2020年04月30日 【サガン鳥栖】 期待できない佐賀新聞、期待したいあるライター

 2021年02月06日 サガン鳥栖の社長交代に見え隠れする不安

 2021年02月07日 クラブの私物化のツケ

 2021年03月10日 未来永劫スポンサーを喰い合うであろう、サガン鳥栖と佐賀バルーナーズ  
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2022年08月13日

【#サガン鳥栖】夏の移籍ウインドウの感想

今季のJ1リーグの残りが各チーム10~11試合。『残り試合数=逆転可能な勝ち点』とよく言われますが、16位のG大阪までが勝ち点10の現状を考えれば、まぁ安全圏と言えるかと。夏の移籍ウインドウが閉じましたが、サガン鳥栖はOUTが多く、『飯野』のような将来性豊かな主力さえ引き抜かれましたが、INでは完全で獲得した『長沼』が早速結果を出しており、上手くリカバーできたように思います。

他には『手塚』が控えていますが、残念ながら天皇杯もカップ戦も敗退(苦笑)しており、『小泉』『福田』が安定していて、かつ日程的に余裕が出ています。運動量やスプリントが求められ、課題である守備強度が改善するまで、起用を急ぐ必要も無い・・・というところ。

また、『ゴヌ』も期限付きで加入しましたが、何故かJリーグの登録情報に名前が載ってこず・・・。これで今季の(おそらく)起用は無くなったように思いますが、『ゴヌ』の主戦場の右SBは『原田』がいて、『中野伸』や『ソッコ』の起用可能なので層は厚いと言えます。登録さえしないしない加入・・・これは来季を見越しての事なのでしょうか?テスト起用の結果が芳しく無かったとか?いずれにしても気になります。

欲を言えば『二田』を手元に残したかったのですが、引き続き海外を経験させて成長を促すのもアリでしょう。買い取りオプション付きらしく、もし欧州のビッグクラブからのオファーがあれば、それはそれで本人にとっても良い事ですし・・・。しかし、1シーズンでいいので、サガン鳥栖の『二田』を見たくはありますが。

そして、ウインドウ最終日に移籍ではなく新加入内定と特別指定という形で、早稲田大の『平瀬大』の加入が発表されました。鳥栖ユース出身ですが、とにかく怪我に泣かされた苦労人。プロになれた嬉しさと支えてくれた周りの人々への感謝の言葉には泣かされます。『松本』『孫』と新卒CBを獲得しても伸び悩む傾向にありますが、ユース時代から叩き込まれた鳥栖のサッカーを知るCBとして期待しています。  
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2022年08月10日

#サガン鳥栖 【2022年 第24節 H 磐田】 相手DFを剥がせる個の力

下位に沈む磐田を相手に、2-0で久々の勝利&クリーンシート。これで勝ち点を32まで伸ばして、残留ラインの平均値である36まであと少しとなりました。移籍ウインドウを経て調子が上がってきたチームもある中で、負けた場合は一気に残留争いに巻き込まれるだけに大きな一勝と言えます。



得点は『宮代』と『垣田』でしたが、特筆すべきは『長沼』と『本田』の相手DFを剥がしたドリブル力。一口にドリブルと言っても『長沼』はゼロスピードから一気の加速で置き去りに、『本田』は細かいステップで緩急を付けながら振り切って、そこからのクロスで得点を演出しました。どんなに戦術を煮詰めてもどこかで必ず個人技(選手の特徴)は必要になります。『長沼』は加入後2試合で1ゴール1アシストとなり、『飯野』が抜けた右サイドのスピードを塞ぐ活躍ぶり。伝手は『川井』監督でしょうが、やはり現在の強化部は優秀ですね。

得点には繋がりませんでした(それが一番の課題なんですがw)が、『岩崎』の出来も素晴らしいものでした。圧巻のドリブルで縦横無尽。前節のゴラッソといい、代表に呼ばれてから一皮剝けた印象があります。『長沼』が右サイド固定で従来のまま左サイドで落ち着きそうですが、やはりポテンシャルはある選手。今後の活躍も期待できそうです。

一方で無失点に抑えたとはいえ、終盤は押し込まれる展開になりました。時間の経過とともに守備強度が下がってしまう点はまだ課題と言えますが、『ファビアン・ゴンザレス』目掛けてクロスがどんどん上がってくる展開にも関わらず『田代』を入れなかったあたり、守備固めをしない監督の哲学のようなものを感じました。守備固めしても無失点を絶対に保証するものではありませんけど・・・最後までハラハラする展開になりそうですね(苦笑)

さて、夏の移籍ウインドウは8月12日で閉じますが、無理な補強は必要なさそうな様子。『小泉』『福田』のボランチコンビは安定していて、4バックにしてから右SB『原田』の活きるシーンが増えて、獲得した『手塚』と『ゴヌ』に出番が回ってくるか心配するほど(笑)。『二田』が再びオーストラリア2部に挑戦する事になり、近くで見られないのが残念ですが、インタビュー記事では鳥栖への愛着を語っており、むしろ一回りの成長を期待したいところです。  
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2022年08月01日

#サガン鳥栖 【2022年 第23節 A 清水】 試合終盤に5本指でDFが入ってくるシーンが懐かしい・・・。

3-1で迎えて、残り10分+アディショナルタイムで残り2点差。ここでクローズできないのが、今年の鳥栖の弱さ。結局は3-3の引き分けという結果になりましたが、あわや逆転まで持っていかれそうになるシーンもあって勝ち点1でも満足しなければならない試合となりました。鹿島戦の反省が全く活かされていない事が残念でなりません。『川井』監督の90分間得点を狙う美学は良いですが、サポーターは無様でも勝利を望んでいるんですよ。層が薄い中で今シーズンの戦いぶりは賞賛すべきものですが、いい加減にクローズの仕方も構築して欲しいと思います。

戦犯を挙げるなら『島川』と『垣田』でしょうかね。前線のタメとクローザー役を期待しての投入でしたが、『島川』は2失点目の守備対応のマズさ、『垣田』は起点にもなれず・・・。『島川』は慣れない左SBでの起用だった点は考慮すべきですが、今シーズンを通じで不安定さが目立ちます。結果論ですが、『オマリ』だったら違った結果かもしれません。『ジエゴ』が累積で出場停止だったのが悔やまれます。

ただ、明るい話題もあって新加入の『長沼』が1ゴール。自身のプレスバックからチャンスを作っただけに価値があります。左右どちらに起用されるかも注目していましたが、右サイドで左に『岩崎』。その『岩崎』はフィードをトラップしてから、素早い反転しての見事なボレー。器用な選手じゃないから右サイドがいいと常々思っていますが、強烈なシュートを持っているだけにやはり左サイドがいいのかな?『長沼』を槍と鞭と例えているのは『川井』監督ですが、右サイドに入ると槍っぽくて、動画では左サイドだと鞭の動きに近かったように思います。状況や相手に応じて『岩崎』と『長沼』を使い分ける事も出来そうですね。

新戦力が早速結果を出しただけに、この試合はベンチにも入りませんでしたが『手塚』、8月から契約が始まる『ゴヌ』にも期待したいところです。  
Posted by QED at 06:00Comments(0)サガン鳥栖