佐賀県社会人サッカークラブ「ＮＩＳＳＩＮ ＦＣ＆ＥＸＣＥＥＤ」

少し前の１月１７日ですが、『クロフネ』という馬が亡くなりました。
名前の由来や競争実績など、少し調べればわかる馬なので、
殊更ここでは語りませんが、圧倒的なレースぶりから今でもダート(砂)では世界最強だと信じて疑わない馬です。
理由は上手く表現できているかわかりませんが、最も大きいのが『この馬が負けるシーンを想像できない』から。

差し・追い込み馬が負けるのは、逃げ馬を捉え損ねた時だと思いますが、
レース途中から早めに前に取り付き、直線で一気に突き放す、圧倒的なレースぶり。しかも、２戦連続でのレコードタイム。
これを上回って逃げ切れるスピードとスタミナを持つ馬を私は知りません。
海外(アメリカ)では31馬身、100馬身とか記録ありますが、無敗馬では無かったり、マッチレースだったり・・・。

世界（ドバイワールドカップやブリーダーズカップ(米)）でも通用する可能性を秘めたまま、
屈腱炎で無念の引退となりましたが、本当に残念でなりません。この馬こそが世界最強だと証明して欲しかった。
『サイレンススズカ』もそうですが、競馬の神様は残酷な事をします。
何かで読んだ気がしますが、強すぎる馬は神様が嫉妬して連れて行ってしまう・・・そうな。

種牡馬になってから多数のＧ１馬を輩出しましたが、その殆どが牝馬。
後継種牡馬もいますが、種付けも少なく血統を繋げるかは不透明。それでも血統表にはしばらく名を残し続けるでしょう。
現役馬では、何と言っても世界初の白毛のＧ１馬『ソダシ』。今のところ芝で無敗ですが、ダートではどうかな？

この馬の現役時代、私は埼玉県の朝霞市に住んでいました。
東京競馬場へは１回の乗り換えで着ける便利さなのですが、普段はＧ１の人混みなんて行こうとも思わないのに、
どうしてもこの馬が出走する『ジャパンカップダート』を見たくて駆け付けました。
向こう正面からゴールインまで続く、大観衆が信じられないものを見た、あの時の歓声を今でも思い出します・・・馬券も取ったし（笑）




  

さて、管理人は競馬好きです。こう書くとギャンブル好きっぽく聞こえますが、
競馬の背景にあるドラマやロマンに憧れている訳で、パチンコやボート、競輪等には全然興味がありません。
他のギャンブルには一般的に名勝負と呼ばれるモノは無いと思っていますので。
タグに『競馬』とありますが、そういえば一個も記事を書いてないな～と思ったので、今回のエントリーを作成しました。
って、アニメやないか～い・・・ってツッコミはさておき、先の名古屋戦のコラボ企画だったので、とりあえず見てみようかと。

実はまったく期待していなかったのですが、よく出来てる＆結構面白いという感想です。
競走馬を美少女に擬人化して、レースで走り、勝ったらライブを行える権利がもらえるという訳の解らん設定で、
萌え＆学園モノ＆スポ根＆アイドルというオタクが求める要素を鍋にブチ込んでごった煮にしています（笑）
作画が素晴らしく、お金を掛けて丁寧に作っている印象。さすが『サイゲームス』なんですが、
まだ公開前のゲームなのでプレイヤーを増やす＆面白さを伝えるためにも手を抜く訳にもいきませんしね。

で、内容ですが、プロモーターに『武豊』騎手を迎えていることもあってか、主人公は『スペシャルウィーク』。
氏に初めてのダービージョッキーの称号を与えた馬ですね。劇中でも母と死別して乳母にそだてられた設定も同じにしています。



主人公の憧れの存在が『サイレンススズカ』。
抜群のスピードで大逃げをうちながら、最後の直線で他馬よりも伸びるという常識外れの馬。
最初の頃は周囲がその溢れる才能を気付けていないのを含めて同様の設定。
『武豊』をして最強と言わしめると同時に、悲運の名馬としても知られています。



まだ２話しか見ておらず、これから様々なキャラを深堀りしていくのでしょうが、
『オグリキャップ』は大食いで、おとなしかった『メジロマックイーン』は優等生キャラで、
皇帝と呼ばれた『シンボリルドルフ』は生徒会長で、『ウォッカ』と『ダイワスカーレット』はライバルで、
『エルコンドルパサー』は名前通りメキシコ風仮面を被った外国人キャラで、『ハルウララ』は１勝もできそうにない弱さ（笑）

あまりにブッ飛んだ訳の分からない設定のアニメなので、オススメ・・・するのもどうかと思いますが、
競馬を知っていればニヤリとする場面が多く、知らなくても楽しめる作りにはなっています。

もっとも訳のわからないのは社会人サッカーチームのブログなのに、
サガン鳥栖だったり競馬だったりアニメを記事にする管理人の脳内かもしれませんが・・・。